主人が夢に出てきてくれるようになって、数年経ちました。
でも最初の頃は夢に出てきてくれても、一言も口をきいてくれません。
私が泣きながらお願いをしても、ただ黙ってやさしい眼をして私を見つめているだけです。
ところが1年くらい前から、夢の中で私に話しかけてくれるようになりました。
夕べも主人と一緒に、いつものようにお散歩をしている夢を見ました。
以前は主人と一緒にウオーキングをしたり登山をしたりしていましたが、独りになった現在は膝を痛めていることもありウオーキングも登山もやめています。
そんな状況の中での夢のお話です。
二人でお話をしながら勾配があるクネクネ道を、長い時間お散歩しています。
「結構歩いたけど膝全然痛くないわ。治ったのかしら」 と私。
「歩くのってやっぱり楽しいね。でも家に帰ったら血圧をちゃんと計るの忘れないようにね。」 と主人
以前は病気知らずの私をいつも羨ましがっていた主人でしたが、二年前から血圧の薬を飲んでいる私の姿を見た事もないのにちゃんとわかっているようなことを夢の中で言っています。
いつも普段から自分の事より周りの人たちの事を気遣っていた主人でしたが、夢の中でも以前と変わらない主人の姿がありました。
「大丈夫、正常値でした。あなたも計ってみてください。」
「血圧なんて計ったことないからやり方が解らない。」
そんな見え見えのウソを言うので、私が本気で大笑いをした自分の声で目が覚めてしまいました。
目が覚めてもしばらく笑いが止まらず正気で笑っていました。
その後涙があふれてきました。
これが現実の普段の生活だったらどんなにいいだろうな・・・と思いながら、再び夢の世界に戻りました。
あなた お元気ですか? また会いに来てください。