トロンボーンを始めました

平成24年11月からトロンボーンを始めました。練習などの試行錯誤を書こうと思います。

DTMに挑戦(MC-500の思い出)

2019年12月29日 | 日記
もう35年くらい前の話ですが、所属していた会社のBig Bandが活動停止になり、音楽活動場所がなくなって困ってました。当時僕はアルトサックスを吹いており、家内がピアノでした。今もそうですが、バンドをやりたくてもドラムとベースはなかなか見つかりません。
音楽雑誌で「シーケンサー」の存在を知り、これを使ってドラムとベースを打ち込めばバンドになる!と思い、まずヤマハのシーケンサー(Q-5?忘れた)を購入しました。液晶ディスプレイが小さく、取扱説明書を見てもステップ入力方法がわからないし(ヤマハはリアルタイム入力をメインに考えていたと思います)、データ保存が「カセットテープ」で不便でした。作ったシーケンスデータを保存するのに、当時はハードディスクなんてありません。データをカセットテープへアナログ録音するのです。間違ってFAXが固定電話に送られてきて、その電話に出たとき、受話器に「ピーヒャラピー」と鳴るあの「信号音」を、カセットテープにアナログ録音するのです。
そんなとき、シーケンスデータを「FD(フロッピーディスク)」に保存する、という画期的なシーケンサー「MC-500」がRollandから販売され、即、購入しました。ヤマハのシーケンサーはすぐ誰かにあげてしまいました。
ヤマハの取扱説明書は「このボタンは押したらこうなります、こんな機能があります」という、機械から見たマニュアルで、「こんなことをしたければ、これをこうやって、あれをこうしたらできるよ」ということは全く書いてありません。おそらくシステム開発した人が取扱説明書を書いたのだと思います。
ローランドの取扱説明書には、ちゃんと「使い方」を書いてくれてました。きっと、僕のように「使いたい!」と思っている人(ユーザーマインドのある人)が書いてくれたのだと思います。

前置きが長くなりましたが、当時人気バンドの「The Square」のスコアを買い、このMC-500で、Forgotten Saga、Omens of love、Twilight in upperwest、Cape light,遠雷、などの楽曲をドラム、ベース、ストリングスをステップ入力して「バックバンド」を作成して、嫁さんにピアノを弾いてもらい、僕は下手なサックスを吹いてました。
だんだん音源にも凝りだし、キ-ボードはヤマハのDX-7Ⅱとクラビノーバ、音源モジュールは、ヤマハのTX-81Z、RollandのMKS-50、D110,U110、カワイのピアノ音源やアナログのなんとかという音源、などを使ってました。

でも、結婚して子供ができてから、仕事もハードになり、音楽はさっぱりになり、30年が過ぎていきました。
そして時は流れ、ふと、当時のSquareの曲をやろうと思って、MC-500を引っ張り出しましたが、残念ながら液晶がダメになっており、昨年ハードオフさんに引き取ってもらってもらいました。

伴奏ソフトが欲しい、という気持ちは変わりません。Band in A boxというソフトをバージョンを変えて4個買いました。でも違うんですよね、ドラムとベースはステップ入力したいのです。勝手に叩いたり弾いてもらっては困るのです!!

DAWソフトの無料版をいくつか試しましたが、どうも使い方がわかりません。またメインのPCを買い替えたこともあり、あまりDAWにはなじめませんでした。(これは食わず嫌い、と判定されました)

先週、梅田へ行くことがあり、待ち合わせの間、K書店で立ち読みしていたら「できる ゼロからはじめるパソコン音楽制作超入門」という本に食いついてしまい、買ってきました。(超入門、という言葉にメチャ弱い!!)この続きは次回!!。