トロンボーンを始めました

平成24年11月からトロンボーンを始めました。練習などの試行錯誤を書こうと思います。

トロンボーンレッスン

2013年08月17日 | トロンボーン練習
今日、半年ぶりにI先生にトロンボーンレッスンをしていただきました。半年も空いたのは私の都合です。エアコンもつけたのですがやや旧型で、先生も私も首にタオルを巻き、汗だくで1時間余りもご指導いただきました。

①まずFのロングトーン。4拍で吸って8拍で吹くを繰り返し。僕は4拍で均等に吸う、ことができず、1、2拍でほぼ吸ってしまって、3、4拍目でさらに吸おうとして力みかえっていました。また、メトロノーム音に合わすことに注意がいってしまい、「吹く」ことに意識がいってなくて、きれいに鳴っていませんでした。
②次はFを元にしたグリッサンド、このときは鳴っているメトロノームを気にせず(気がつかず、の方が正しい)吹いたところ、先生から「メトロノームを気にしなかったので、音は良かった」と言ってくれました。そのあと、このグリッサンドも8拍で吹けるように、と宿題。
①②とも、吸う、吹くが、バラバラというか、繋がっていないので、4拍でバランスよく吸って、力まずにそのまま8拍でリラックスして吹くように、と。
大人は子供のような吸収力はないが、知恵があるので、「この練習は、何のためにするのか」を考えて練習することができる。基礎練習はとにかく「吹く」ことに重点を置くように、と。
③次に、私の練習メニューの相談。「朝練トロンボーン」という教則本を持っていき、先生に見てもらい、これを使用することで決定。1日1ページ、でコツコツやっていくことにします。
④タンギング、これは完全に誤解してました。僕がやっていたのはスタッカートのドヘタ版でした。先生のタンギングは、なんというか軽やかというか、よく「ヨーカンを包丁でスパスパ切る、という表現がありますが、まさにそれでした。これは、難しい、と思いました、これも宿題。
⑤リップ・スラー、これも目からウロコでした。先生はマウスピースだけで、リップ・スラーをスロースピードでやってくれました。F→B♭のリップスラーは、FからB♭まで、音が繋がって鳴りながら下がっていました。これは驚きでした。僕はFとB♭の2音だけを唇の形を変えて吹きかえる、と思っていました。
⑥最後に高音D、Fの練習方法
グリッサンド(アップ)による発音をするように、とのこと。
そのとき、音に負けないように、息を吹き込んでやるように、と。
(僕は音に負けて、唇を締めていました)
ア.中音F(1pos)
イ.中音F(6pos)→中音B♭(1pos)
ウ.中音B♭(5pos)→高音D(1pos)
エ.高音D(4pos)→高音F(1pos)

先生は、コツさえつかめば音はすぐ出るようになる、ただメチャ吹きはしないように。
また、全体的にすごくよくなっていますよ、と褒めていただいき、すっかりその気になった僕でした。I先生、今日は暑い中、本当にありがとうございました。

トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

2013年08月13日 | トロンボーン練習
半年ほど前、指導していただいたI先生に勧められて買った本です。
実は、買った当初は、人体の「筋肉」や「骨」を図解している内容で始まるので、「解体新書」のような感じがして読んでいませんでした。
最近、読み返してみて、息の吸い方はとてもよくわかった。
サックスの先生に習った「腹式呼吸(腹を膨らまして・・・)」は、副次的にそうなることを「目的」にしてしまっていた、ということらしい。
あと、音程を作るのは「唇」ではなく「脳」だという説明も、ごもっとも。
また、スライド操作でベルに指をつけるのもダメ、とのこと。
僕は音感が悪いから指をつけないとスライドを抜き過ぎてしまうので、これは辛いなあ。

ディヴィッド・ヴァイニング氏著
小野ひとみ氏監訳
菅裕氏訳
トロンボーン奏者ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと
春秋社