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2006シーズンを終えて ~フェラーリ編~

2006年11月01日 17時53分28秒 | F1
次にフェラーリです。
昨年のドン底シーズンを経ての今季だったんですが、正直申しまして開幕前は軽視していました。
Hondaの敵はひたすらルノーだろうと。
それが開幕戦でいきなりポールを獲った(しかもフロントロー独占)のには少なからず驚きました。
で、開幕戦はミハエルが2位で、出だしとしてはなかなかだったんではないでしょうか?

しかし、その後のマレーシア・オーストラリアはダメで、『あぁ、やっぱりこんなもんか』と思ったんですが、サンマリノで感動(私は感動した)の優勝。
ヨーロッパGPも連勝。
もうここで今季はアロンソvsミハエルの図式が出来上がってしまいましたね。

それでもその後のアロンソの4連勝で、「今季はルノー&アロンソのブッチギリかよ~」と、諦めました。
が、フェラーリ&ブリヂストンは違った。
アメリカから怒涛の逆襲。
マスダンパー使用禁止があったとはいえ、追いつめるところまでいくとは正直思っていませんでした。

結局はラスト2戦のトラブルのためタイトルは逃しはしましたが、ミハエルを擁するフェラーリは凄いなと、改めて痛感させられました。
今シーズンを盛り上げた一番の立役者はフェラーリ&ミハエルだったと思います。(最後まで超一流のままで引退する彼はマジ凄い)

スクーデリア・フェラーリ・マルボロ  201pt : 2位
M・シューマッハ  121pt : 2位
F・マッサ  80pt : 3位

優勝 : 9勝 (ミハエル7勝、マッサ2勝)
PP : 8回 (ミハエル5回・モナコのPP抹消は含まず、マッサ3回)
表彰台獲得数 : 19回 (ミハエル12回、マッサ7回)
平均予選順位 : 4.97位 (ルノーと全率1位)

フェラーリ初年度のマッサ。前半戦は期待はずれの感はあったんですが、後半戦はミハエルに負けていないんですよね。
アメリカGP以降の獲得ポイントはミハエルは3連勝等あっての62ptに対し、マッサも52pt獲ってます。
PPはミハエル2回に対し、マッサ3回。
表彰台獲得数は両者6回。
後半戦は高いレベルで安定していたと言えるでしょう。
前半戦は慣れてなかったのかもしれませんけど、慣れてきた後半戦はマシンの戦闘力アップと共に、結果も如実に表れています。
来年はかなりイケルのかもしれません。

来季はライコネンとマッサのコンビ。
マッサはライコネンのこと過剰に意識しないか心配ですね。
同年代ということもあり、かなりライバル視しているとのことです。
マシンの開発もミハエルや主要スタッフが抜けて大丈夫なのか?の懸念もあります。

来季が一番読めないのはこのチームなのではないでしょうか?
でもミハエルがいなくなったとは言え、個人的にはこの新コンビをかなり楽しみにしているんですよね。
ライコネン&モントーヤのようにならなきゃ良いが。