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2006シーズンを終えて ~トヨタ編~

2006年11月08日 12時33分19秒 | F1
続いてトヨタを。
今季は開幕前から去年のBARに似ていると思っていたんですが、本当に『ここまでか!』というほどの落ち込みだったと思います。
コンストラクターズも去年のBARと同じ6位。
ということは、来季は初優勝しちゃうの?
まぁ、Hondaは既に第3期初優勝を果たしてくれたんで、以前ほどトヨタの初優勝に対する拒絶感はなくなったんで、別に構いませんが。
って言うか、もうそろそろ優勝しないとマズイだろー。

今季は開幕時が特に酷かったですよねぇ
トロ・ロッソに力負けしたんですから。
「原因はタイヤの発熱量が全然足らなくて、遅いんだ」なんて、その時になってから言い出して、『そういうのを開幕前のテストで改善するんだろ!?』と、強く思ったのを覚えています。

それでも次のマレーシアではポイント獲得。
続くオーストラリアではラルフが6番手スタートから表彰台獲得し、『うわっ、もう復活してきたのかよ!』と、焦ったものでした。
しかし、第2の開幕戦サンマリノ以降、予選ではそこそこのパフォーマンスを見せるものの、決勝はポイント獲れないレースが続きました。(9位とか、10位が多かった)

で、モナコでTF106Bを投入し、トゥルーリがいきなり表彰台獲得か!?というところでリタイヤ。
その後もしばらくはほとんどポイント獲れないという不甲斐ないレースが続きましたね。(サンマリノ~イギリスまで5戦で1ポイントしか獲得できなかった。トヨタファンの方々は『ナニやっとんじゃい!』という気持ちだったのでは?)
ただ、ブリヂストンがアメリカGPから投入した、新構造タイヤが効果を発揮しだしたころは表彰台に上がれる速さは出てたと思うんですが、実際はトラブルやら、スタート時の接触やら戦略面でも“?”なこともあり、シーズン終了まで2度目の表彰台は上がれずじまい。
ガスコインの更迭がなければどうなっていたのだろう?と、思わずにはいられないシーズンでした。


パナソニック・トヨタレーシング  35pt : 6位
R・シューマッハ  20pt : 10位
J・トゥルーリ  15pt : 12位 (最高位4位)

最高位 : 3位 1回 (ラルフ、トゥルーリ4位 1回)
予選最高位 : 3位 2回 (ラルフ1回、トゥルーリ1回)
平均予選順位 : 9.72位 (全体で5位)


予選ではトゥルーリがトラブルによりQ1脱落が2回あったにも関わらず、BMWよりかなり良いんですよね。
それでもランキングではBMWに遅れをとってしまいました。
ホント、信頼性の低さと、完走できた時でもレースの組立てがまずく、多くポイントを落としてしまい・・・
去年の琢磨といい、噛み合わない時はとことん噛み合わないもんなんですねぇ。

掛けているお金がハンパじゃないんで、ここまで結果が出ないとF1撤退という問題が心配です。
来季はウィリアムズにエンジン供給。プラス技術提携までしちゃうんで、これで本家の方が遅いなんてことになると、マジやばそう・・・
トヨタのことは好きじゃないとはいえ、さすがに撤退は望んでません。
あと、トゥルーリとさらに3年もの長期契約延長したのも解せないと思うのは私だけ?

ただ、来季はブリヂストンワンメイクになるので、既に1年ブリヂストンタイヤを知っているのは小さくないでしょう。
来年は富士で開催されることもありますし、Hondaを脅かさない程度(笑)で復活を!