静 夜 思

挙頭望西峰 傾杯忘憂酒

頻発する「公衆道徳を欠いた中国庶民のふるまい報道」    民度の低さは国家&民族のイメージダウンであるのに気づいているか

2024-08-29 18:20:26 | トーク・ネットTalk Net
【江南タイムズ】「中国の迷惑客」エコノミー席が狭すぎると抗議した乗客により離陸できず1時間遅延 【佐藤美穂 の意見】
・中国で、エコノミークラスの座席が狭すぎると騒ぎを起こした乗客により、航空機の出発が1時間遅れる事態が発生した。26日(現地時間)、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は、15日に中国南西部の重慶(ツォンチン)で、
 離陸準備中の飛行機内でこの騒動が起きたと報じた。当時、旅客機のエコノミー席にいた幼い少年が「席が狭すぎる」と泣き出し、座席から立ち上がって通路に立っていたと伝えられている。
 これを見た客室乗務員は、母親に息子を座席に座らせるよう求めたが、母親はその要求を無視した。
  母親は代わりに息子をファーストクラスのエリアに連れて行き、空いている席があるか確認させたうえで、乗務員に「空席があるので、そのまま座らせてほしい」と要求した。
 乗務員らは再度座席に戻るよう促したが、母親は聞き入れず、離陸が遅れたことで他の乗客たちは「飛行機から降りろ」、「時間を無駄にせず早く降りろ」と抗議する声を上げる場面もあった。

 結局、母子が搭乗した航空機は1時間遅れて離陸した。ただし、彼女らが最終的に座席に戻ったのか、または飛行機の運行を妨害したことで処罰を受けたのかは不明である。
・一方、母子の騒動を捉えた映像がオンラインで共有されると、中国のネットユーザーからは批判的の声が相次いだ。「刑務所には空きがたくさんある」、「子供のせいではなく、親の誤った教育が原因だ」、
  「他の乗客に迷惑をかけたこと対して責任を負うべきだ」と指摘している。  ← こういう声があるのは救いだが、少数なのだろう
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 私には日本に住む中国人や台湾人の友人がいる。シンガポール華僑の旧友も居るので、どうして大陸の中国庶民がこのような公衆道徳の欠如を振りまき続けるのか、此の落差がわからない。
 日本じゃ(稀に国会議員はやるが)ヤクザであろうが街のチンピラであろうが、このような我がままを押し通す風景を創らない。それが飛行機の中でなくてもだ。  韓国もそうではないか?
 日本も朝鮮も儒教道徳が伝わり、現在の公衆道徳・公私の区別と常識が培われてきた。 其の本家である中国で、何故このような<間違った権利意識>が醸成されたのだろう?
  
 私は1987年、3週間余に亘る本土の出張経験がある。上海のような大都会から遵義(貴州省)の田舎まで、行く先々の人々、街中で見かけた人々の振る舞いは控えめで、傲慢さはつゆもなかった。
 国家の強権支配という点では其のころも今の大陸も同じ筈だが、何故、ここまで公私の区別が教育されなかったのか? いや、崩れたのか? 改革開放とは何だったのか?
  今はSNSで此の醜い姿が瞬時に世界中に拡散される。  海外の華僑も在日中国人も、さぞかし苦い思いで母国をみているだろう。嗚呼!
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