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保守はゴジラの夢を見るかⅡⅩⅠ

2014年06月26日 | 歴史
 彼は南ヨーロッパの造園に経済を例えているのです。庭があって、中央に池があります。そこに水が湛えられています。
周辺に花が咲いていて水路を巡らせて庭園全体が調和を保っています。庭師がそういった細工をします。
コールリッジは恐るべきことに庭が国家経済、水がお金に例えて経済の資本の流れを説明しました。
現在の経済学でいうとケインズが始めたと言っていいマクロ経済学がまさにこれなのです。
お金をうまく流すと多くの場所でお金が使われてもっと大きくなって戻ってくるとされます。いわゆる乗数効果ということです。それで経済が成長します。
デフレの問題はお金が回らないことです。どこかで滞っているのです。それをうまく回す必要があります。
そのシステムの一つが例えば消費税、これは民間に流れているお金を吸い上げることです。国債も同様で、国債発行は民間からお金を吸い上げることです。
財政出動、政府支出はお金の流れを押し出す役目です。政府がポンプとなりお金を吸い上げたり押し出したりするのです。
政府が経済のバランスをとるというのは、庭師が水を調節するようなものだというのです。当時のイギリスはデフレになっていました。
何でデフレなのでしょうか。お金がちゃんと回ってないのかもしれません。従って庭師がいわゆる公共投資、水が流れるように水路を作ってやる必要があります。
貧しい人が困っているならその人に流れるように作ってやるのです。
 今の日本でいうと、震災の復興に必要ならそっちに穴を開けて水が流れるように作ってやれば、みんながハッピーになれるイメージです。
ちなみにコールリッジの時代はデフレ、社会不安、ワーキングプア、格差など全て起きていました。
加えて「今日本は政府借金残高がGDPの200%もあるから消費税増税が必要なのだ」と騒いでいますが、コールリッジの時代のイギリスは300%もありました。
しかしイギリス政府はイングランド史上1回も破産したことなどないのです。

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7月の予定:7月12日(土)学会出席のため獣医師全日不在です。スタッフは通常勤務。サービス内容はお問い合わせを。


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