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国体論と戦後日本ⅩⅡ

2016年04月08日 | 歴史
 国体の精神は現在も生きています。これは皮膚感覚で分かることです。学問的定義ではなく、我々日本人の感覚の問題であり、感性の問題であります。
おそらく国体論において、これを論理で詰めていくとどこかで矛盾が出てくることでしょう。
しかし感性の観点から見ると多くの日本人が心にすとんと腑に落ちるのではないでしょうか。
その例として1月26日に両陛下がフィリピンを訪問される時、羽田空港で発せられたお言葉です。これはたいへん感銘的な物でありました。
「旅の終わりにはルソン島東部のカリラヤの地でフィリピン各地で戦没した私どもの同胞の霊を弔う日に詣でます」と仰らています。
ここでいう「私ども」とは両陛下のことです。つまり一兵卒も両陛下の同胞だということです。これが感覚的な意味での国体の神髄でありましょう。
天皇にとって国民は同胞です。かつて仁徳天皇が民は大御宝だと仰った事と同じです。これぞ君民一体と言っても良いでしょう。
この精神がずっと引き継がれているのです。

☆4月のお知らせ:狂犬病予防接種の季節です。6月末までには済ませてくださいね。


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