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国体論と戦後日本Ⅸ

2016年04月05日 | 歴史
 日本人が使う国体とは、"state"や" nation"とも違います。
コミンテルンは天皇制と言うことで"monarchy"という語を使っていましたが、外国語では国体を上手く説明する語がないのです。
外国人にとってはおそらく日本の特殊用語と捉えるしかないのではないでしょうか。我々は国体とは国家と一緒に連動し、国家は家であり体とは身体です。
人間の有機的動きという物があって、国の政的な姿が国家で有り、国が動く時、政治や経済、あらゆる物が動いていく中で、その一貫した姿が国体です。
つまり運動体です。
これは江戸時代の後半から水戸学において指摘され、最初に使用したのは山崎闇斎の孫弟子、栗山潜鋒と言う学者だったようです。
しかしすでにその時に国体という語が多くの日本人の身についていました。

☆4月のお知らせ:狂犬病予防接種の季節です。6月末までには済ませてくださいね。


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