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西洋の野蛮 ⅩⅦ

2016年03月03日 | 歴史
 一方、日本の中にはヨーロッパ的要素があって、ヨーロッパの中の成熟した優れた部分、例えばフランスのモラリスト、モンテーニュ、ラーロッシュ・フコー、
彼らは日本の近世文学に繋がりがあります。両者は似ているのです。日本でも予想外に彼らと似たような人間関係のドラマと、神を意識した考えが存在します。
どんどん野蛮で拡大するヨーロッパに対してNoと言っている人たちがいました。
オーストラリアへの囚人移送、英国の植民地化して奴隷国家にしていく行為に対して英国の中で反対している人がいました。エドモンド・バークは激しく反対しました。
フランス革命が拡大していく悪の部分、これがコミニズムを生み、ナチズムを生んでいくことになるのですが、その時にNoと言った人がいましたた。ゲーテです。
さらにブルクハット、彼はニーチェの思想と同じ様に、神様をこのままではやっていけない、新しく神を作らなければいけないと主張しました。
日本においては徂徠、宣長がちゃんといます。日本の文明は西洋とは別の所で全く違った形でできあがった物がありました。だから西洋の物を理解できたのです。
けっして蘭学が理解させたわけではありません。暴れるヨーロッパと内側で静かに成熟するヨーロッパと2つあって、暴れるヨーロッパは困った物でした。
一方で静かに成熟するヨーロッパは日本と平仄が合ったのです。それが一遍に来てしまったのが近代日本だったのではないでしょうか。

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