野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

早春の花

2010-02-10 | 野の花
 一月の終わりごろから、休日は梅の花を見に出かけている。今年は寒いのか暑いのか全く分からない。一週間前の積雪以来肌寒い日が続いていたが、昨日は都心では二十度を超える陽気となった。この激しい寒暖の繰り返しの中、野の花たちもいつ咲いたらいいのか戸惑っているようだ。
 そんな中、今年も春を見つけに都心の小石川植物園や深大寺植物園に出かけてきた。(写真は両園のものが混在しているので悪しからず。)良ければユーミンの「春よ、来い」を聞きながら見て頂きたいものだ。


 やや終わりかけのロウバイ



 より香りが強いソシンロウバイ。こちらは年越し前に咲きはじめていた。。今のこの時期では、枯れていないきれいな花を探すのが難しい。



 マンサクはたくさん種類がある。最近では一番よく見かけるのが、たくさん枯れ葉の残っているシナマンサク。










 そのほかにもたくさん種類がある。



 赤い品種もある。



 足元ではフクジュソウが咲きだしていた。






 これは秩父錦というオレンジがかった色の品種



 遊びで花の廻りに日陰の残雪をあしらってみた。



 名前と異なり、クリスマスが過ぎてから咲くクリスマスローズがやっと咲きだした。



 サンシュユはまだまだこれから



 アセビはもう見ごろを迎えて甘い香りを周囲に放っている。







 足元では野の草花たちも顔を覗かせてきた。陽光に戸惑っているようなヒメオドリコソウ。








 オオイヌノフグリはもうあちこちで見られる。



 ネコヤナギ



 何と二月上旬のこの時期でタチツボスミレまで見つけることができた。


 この辺で。

多摩川上流を歩く

2010-02-06 | 散歩
  


 積雪のあった翌日、青梅の釜の淵公園と少し下った羽村堰の付近を散策した。

 いつの間にか有料駐車場に変わっていた市民プール脇の駐車場に車を止めた。十数年以上前釣りに夢中になっていた頃は、週に二度も原付バイクに乗ってこの辺りに通ったものだ。


 早速、橋を渡り河原に降りてみた。

 水際を動き回っているのはどうやらチドリの仲間のようだ。この写真の中にも二羽いるのだがわかるだろうか。


 川中央の大岩の上に止まってくれた。嘴の長さからイカルチドリのようだ。







 コサギは以前からよく目についた。




 カワウは上流域では殆ど目にすることのなかった新参者だ。



 珍しい陣取り合戦だ。白黒をつけようというのか。



 すぐ近くの芳原の中にいるのは大きさからいうとチュウサギだろうか。白黒の戦いなど我関せずと餌さがしに専念している。







 流木の上にいるのは渓流の宝石、カワセミ。じっと水面を見つめている。



 尾を振りながら岩の上を飛び回っているのはキセキレイだ。



 一時間ほど河原にいたら体が冷え切ってきたので河岸を変えることにした。車で15分ほどかかって羽村の水上公園の駐車場に着いた。こちらの駐車場は無料なのがちょっぴり嬉しい。

 雪はまだ大分解けずに残っている。






 人の背丈より高い芳原の間をスズメやアオジ、ホオジロなどが群れで飛び回っている。







 河原にはセンダングサが多く、うっかりするとたちまちズボンに付いて種だらけになってしまう。









 アオサギとシロサギ、カワウのスリーショット。



 多摩川に限らず、この周辺の川で一番よく見かけるのはカルガモ。



 カイツブリの群れ



 川岸で暫くためらっていたバンがやっと急流にこぎだした。



 冬の陽は落ちるのが早い、川面に茜が差したと思っていたらあっという間に薄暗くなってきた。



 河原に取り残された雪だるま


雪の降った翌朝

2010-02-03 | 散歩
 久しぶりの積雪に妙にはしゃいでしまった。雪の降った翌朝周囲が妙に静かでそれとなく知れる。普段の生活音が雪に吸収されてしまうからだろうか。

 夜明け間もなく早く起きだして、一変した雪景色を楽しんだ。



 木漏れ日も普段と違って神々しく感じられる。



 グランドに立ち込めた霧



 犬はあまり喜んで駆けずりまわってはいない










 近くの中学校に生徒たちがやってくる頃には霧もはれ上がってきた。




 寒そうな紅梅



 私も寒くなってきたので引き返すとしよう