今回は東海道線の吉原駅(沼津から静岡寄りに4つ目の駅)から出ている岳南鉄道に乗ってきた。岳南鉄道は昭和23年に設立された富士山麓のローカル線で吉原駅を起点に10の駅があり、全長は9.2km、乗車時間はわずか20分の非常に短い鉄道だ。
吉原駅のホームに降りたら静岡寄りの階段を上っていく。
改札口
待つまもなく一両編成の電車がやってきた。
僕を含めて乗客は4人、一番前の特等席に乗る。
運が良ければ車窓越しに富士山が大きく見えるのだが、この日はまるでアウト
ローカルな車内がうれしい
途中の駅もほのぼのとして雰囲気が良い
単線なので真ん中の駅ですれ違う
ホーム
あっという間に終点の岳南江尾
すぐ後ろを近代的な新幹線が大音量で通り過ぎて行く
アナログながらわかりやすい表示
今でも通話できるのだろうか
終点の近くのスーパーで弁当を買ってホームで頂いた。10分位してきた帰りの電車に乗って吉原本町まで戻り、時間のあるだけ街歩きを楽しんだ。
普通の民家なのになぜか馬の絵が、しかも結構うまい。洒落じゃありません。
店の名が「居酒屋」という飲み屋、まぁこれは良くあるパターンだ。
筆で書かれた「生涯現役」の隣の写真が何故か意味深
天神社の手水場には立派な牛が端座していた
雰囲気のいい建物だなと思ったらパチンコ屋だった
商店街に突然こんな建物が出現、どうやら飲み屋のビルのようだが……。
やっぱりこちらの建物の方が落ち着く
吉原宿の面影を残す鯛屋旅館
エプロン屋さん?
金魚屋さん
?な建物
昔懐かしい音を立てていた岳南鉄道の踏切
吉原本町傍の身代わり地蔵
一時間余りの短い街歩きだったが結構楽しめた。すぐ近くまでやってきたのに、肝心の富士山にお目にかかれないとはついてないがこればかりはしょうがない。
ま、こんなところで。