野に撃沈2

多摩地区在住の中年日帰り放浪者。(k10D→k7→k30→)k‐5Ⅱsを忍ばせ、人気のない野山や公園、路地裏を彷徨い歩く

高尾山とシモバシラ

2011-01-04 | 登山
 野では殆ど花の見られないこの時期、最近は毎年高尾山にシモバシラを見に出かけている。今年もわざわざ大晦日の日に出かけてきた。(最近はパワースポットとかの流行りで、高尾山は人出が多く、新年は混みあって大変そうなので…)


 この時期はまだ気温がそんなに低くならないので、昼近くになると山道は泥だらけになり、シモバシラも融け始める。時間節約のため致し方なくケーブルカーに乗ることにした。
 ケーブルカーを降りてからは40分足らずの登りで、あっという間に山頂に着いてしまう。



 都心方面はもう朝靄が出始めてしまった。



 今日は雲もなく絶好の富士山日和だ。






 ここまでは人は多いが、奥高尾の登山道に入ると登山客はぐっと減る。モミジ台辺りから少しずつシモバシラが見えるようになってきた。一丁平付近で荷物を置いて本格的にシモバシラを撮り始めた。















 前々日ふった雨のせいか、それともまだ凍り始めて日が浅いせいか、いつもの年より立派で随分大きいような気がする。












 ただ登山が目的の人は左側の尾根道を歩いていく。シモバシラは勿論、右側の日陰になっている斜面に多く見られるので、カメラを抱えた人たちは右の山道を行くことになる。



 これは随分大きかった、片手の親指と中指を目いっぱい広げた長さを超えていたので、20cmはあった。












 城山下の分岐



 地上20cmほどに出来たシモバシラ



 ちょうど日が僅かながら差し込んできた






 杉林の中にもシモバシラは多くみられる。















 シモバシラを堪能した後は城山の頂上まで登った。10時半を超えてしまったが遅めの朝食とした。その前には麓のコンビニから買ってきたコップ酒を富士と南アルプスを肴に食前酒とした。まぁ、年越しの日なのでこれ位は良いだろう。






 これは僅かに稜線をのぞかせた南アルプス



 手前はこの前歩いた相模湖




 下山は小仏峠方面へ、大晦日ということもあってバスに乗って早めに帰宅するつもりだったが、バスに間に合わず結局高尾駅まで一時間以上歩く羽目になってしまった。途中裏高尾の郷ではロウバイが見事に咲きだしていた。



 久しぶりに2万歩を超えて歩いてしまったので膝ががたついてしまった。