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① ""最年少囲碁プロ棋士” 小4仲邑さん 井山五冠と対局""
2019年1月6日 18時15分
囲碁のプロ棋士に史上最年少の10歳でなることが決まった大阪市の小学4年生、仲邑菫さんと、去年、国民栄誉賞を受賞した井山裕太五冠の公開対局が6日に行われ、井山五冠は「自分の同じころとは比べ物にならないくらい強いと思います」と仲邑さんの実力を高く評価しました。
大阪市の小学4年生、仲邑菫さん(9)は5日、日本棋院が開いた理事会で、トップ棋士を育成するために新たに設けられた「英才特別採用推薦棋士」に選ばれ、ことし4月1日に史上最年少の10歳0か月で囲碁のプロ棋士になることが決まりました。
6日、仲邑さんは大阪・東大阪市で開かれた囲碁の大会に参加し、去年の小学生の部の優勝者として、地元出身で去年、国民栄誉賞を受賞した井山裕太五冠と公開対局しました。
対局は、井山五冠が目標だという仲邑さんが序盤から積極的な攻め手を見せ、途中までは互角の展開となりましたが、170手まで打ったところで大会の終了時間になり、勝負は引き分けとなりました。
仲邑さんは「井山さんと対局できてうれしかったです」と話していました。
井山五冠は「終盤は優勢になったが、途中までは明らかに押されていて、非常に苦しい対局でした。9歳でこれだけ実力があるのはすごいことで、自分の同じころとは比べ物にならないくらい強いと思います。今後が楽しみです」と話していました。