① ""金沢市立病院 患者など個人情報 委託会社の社員 不正持ち出し””
2019年12月9日 14時21分
👤 金沢市立病院によりますと、患者の個人情報を不正に持ち出していたのは電子カルテの保守管理業務に当たっていた富山市に本社がある情報サービス会社「インテック」の50代の男性社員です。
👤 この社員は患者1528人分と医師など病院職員144人分の氏名や住所、生年月日、性別などを印刷した紙を不正に自宅に持ち帰っていたということです。
🏥 病院によりますと、社員は2008年9月からおととし4月まで病院に常駐し個室でひとりで仕事をしていたということで、会社の聞き取りに対し、「裏紙をメモ用紙として利用するために持ち出した」と話しているということです。
🏢 この社員をめぐってはインテックの社内調査でおととし以降、富山県の高岡市民病院と砺波総合病院でも勤務し患者情報を持ち出していたことが明らかになっています。いずれの病院でも今のところ情報の悪用は確認されていないということです。
※ 経緯は記事ではよく分かりませんが、少なくとも事態を放置して適切な管理をしていないインテックは、悪用の有無を問わず管理責任は取らされます。
🏥👤 金沢市立病院の割田隆之事務局次長は「患者の情報が持ち出された事態を病院として厳粛に受け止めている。今後、個々の患者におわびするとともに監視カメラを設置するなど再発防止に努めたい」と話しています。