(イメージ画像)

① ""児童虐待防止へ 立民が法案の骨子案まとめる""
2019年3月10日 4時40分 、児童虐待
児童虐待の防止に向けて、立憲民主党は、体罰を禁止する規定を新たに設けるとともに虐待を行った親に対する更生プログラムを導入するなどとした法案の骨子案をまとめ、今後、ほかの野党にも呼びかけて、法案を今の国会に提出することにしています。
相次ぐ児童虐待の防止に向けて、立憲民主党など野党6党派は、児童福祉司の増員などを明記した独自の法案を今の国会に提出することを目指しています。
こうした中、立憲民主党がまとめた法案の骨子案では、子どもの権利を擁護するため、体罰を禁止する規定を新たに設けるほか、児童虐待が疑われる場合、児童相談所に専門的な知見を持った医師の意見を聴取することを義務づけています。
また、虐待を行った親に対する更正プログラムを導入するとともに、国と地方公共団体に児童虐待の再発状況を調査するよう求めています。
立憲民主党は、DV=ドメスティック・バイオレンスへの適切な対応が児童虐待の早期発見につながるとして、法案をまとめる際に対応策を盛り込む方針です。
今後、ほかの野党にも呼びかけて、法案を今の国会に提出することにしています。