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【hazard lab】 11月15日13:55分、""日本の「天体探索者」が新彗星を独立発見!米国人に一歩及ばず""

2018-11-17 00:32:31 | 🚀🛰宇宙 ; 人類のロマンと挑戦、国立天文台、JAXA、NAS各国・宇宙開発…

(徳島県のアマチュア天文家、岩本雅之さんが今月8日に発見した新彗星(国立天文台))




(オーストラリアのアマチュア天文家が撮影した「マックホルツ・藤川・岩本彗星」(Michael Jäger) )




(彗星はおとめ座の方角に見える(The Sky Live) )




① ""日本の「天体探索者」が新彗星を独立発見!米国人に一歩及ばず""

 2018年11月15日 13時55分

これまで多くの彗星を発見してきたことで「天体探索者」の異名を持つ香川県の藤川繁久さんが今月8日未明、東の空に新天体を発見した。この約30分後には徳島県の岩本雅之さんも同天体に気づき、国立天文台に通報した。

 天体の正体は、明るさが10等級の彗星。ふたりが発見した時刻は藤川さんが8日午前4時45分ごろ、それに遅れて午前5時11分ごろに気づいた岩本さんは見事撮影に成功した。

 通報を受けた国立天文台が国際機関に報告した結果、この天体は米カリフォルニア州のアマチュア天文家ドナルド・エドワード・マックホルツさんが前日の午後9時45分ごろに発見していた天体と同じものであることがわかり、その後の追跡観測によって新彗星であることが確認された。

 最初の発見者にはなれなかったものの、藤川さんと岩本さんもお互いの発見情報を知らずに独立に発見したことが認められた。国立天文台によると、彗星が新しく発見された場合、自動的に発見者の名前がつけられるが、今回のように複数人がそれぞれ独立発見したケースでは、発見した順番が早い順に3人までの名前がつけられるという。

 今回の彗星にも「マックホルツ・藤川・岩本彗星(C/2018 V1 :Machholz-Fujikawa-Iwamoto)」と名付けられ、放物線軌道を計算した結果、今月末には太陽に近づいて6等級前後まで明るくなることが想定されているという。

 独立発見者のふたりのうち、藤川さんは1960年代から多くの彗星や新星を発見してきたことで知られる天体探索者だ。1978年に発見した「デニング・藤川彗星」は、19世紀の英国の天文学者ウィリアム・デニングが1881年に最初に発見したもので、その後は完全に見失われたと考えられてきたが、藤川さんが1978年に再発見。最近では2002年には「工藤・藤川彗星(C/2002X5)」を発見しており、今回の彗星は藤川さんの名前が付けられたものとしては7個目になる。

 また岩本さんも2013年の岩本彗星(C/2013 E2)以来、名前が付けられた2個目の彗星となった。



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