"hazard lab"
(アナック・クラカタウ)
今月3日にストロンボリ式噴火が発生したアナック・クラカタウ
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(アナック・クラカタウ)
中央がアナック・クラカタウ。欧州の地球観測衛星センチネルが6月19日にとらえた噴火のようす
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(アナック・クラカタウ)
先月の噴火はトレッキング客が偶然目撃していた
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★ インドネシア火山島アナック・クラカタウが爆発!20分毎に溶岩噴出
2018年07月05日 11時27分
① 約130年前、地球に異常気象をもたらすほどの壊滅的噴火を起こしたインドネシアの火山島・アナック・クラカタウが3日再び噴火し、火口から弾道を描いて火山弾や溶岩が噴出した。
クラカタウ島の息子」という意味の名前を持つ「アナック・クラカタウ」は、スマトラ島とジャワ島に挟まれたスンダ海峡に位置する火山島だ。
19世紀に3つの島で同時に発生した巨大爆発によって形成された海中カルデラの中心火口から生まれたアナック・クラカタウ島は、噴火で何もない状態になった火山島で、どのように生物が侵入し、生態系を形成していくのかを観察するための生物学上の実験場として、人は住んでおらず、火山活動の観測は望遠カメラに頼っている。
しかし、先月20日には周辺の島巡りをしている観光船の乗客が偶然爆発の瞬間を動画でとらえた。その後、25日にも再び噴火が発生したことから、インドネシア国家災害管理局(BNPB)は活動が活発化しているおそれがあるとして、警戒レベル「2」を発令。
現地時間3日午後9時5分の噴火は、インドネシアの火山を対象にトレッキングツアーを企画している旅行会社「Ndeso」の写真家アリス・ヤント(Aris Yanto)さんが撮影に成功。ヤントさんによると、火口からマグマを噴出するストロンボリ式噴火を20分ごとに繰り返し、そのたびに火山弾や溶岩が1キロ以上飛び散ったという。