① ""吉野彰さんにノーベル化学賞 スウェーデン国王からメダル授与””
2019年12月11日 1時11分ノーベル賞
👤 授賞式はスウェーデンのストックホルムの中心部にあるコンサートホールで日本時間の11日午前0時半から始まり、吉野彰さんは音楽が流れる中、各賞の受賞者とともに入場しました。
授賞式では、化学賞の選考委員が吉野さんら化学賞に選ばれた3人について「化学において画期的な発見をし、リチウムイオン電池の発展をもたらした。人類のためになる真に偉大な業績だ」と述べてたたえました。
👤🥇 吉野さんは、共同で受賞するアメリカのジョン・グッドイナフさんとスタンリー・ウィッティンガムさんとともに名前を呼ばれると、ステージの中央まで進み、ファンファーレが鳴り響く中、スウェーデンのグスタフ国王から記念のメダルと賞状を贈られました。
吉野さんは和やかな表情でメダルと賞状を受け取ると、グスタフ国王とかたく握手し会場からは大きな拍手がおこっていました。
👩 また会場では妻の久美子さんがステージに立つ吉野さんの姿を見守っていました。また会場では妻の久美子さんがステージに立つ吉野さんの姿を見守っていました。
日本人がノーベル賞を受賞したのはアメリカ国籍を取得した人を含めて27人目で、化学賞では8人目となります。
ノーベル財団理事長 温暖化対策求める若者を支援すべき
🏢👤 ノーベル賞の授賞式では、ノーベル財団のヘルディン理事長がはじめにあいさつし、「指導的な政治家たちが事実を否定することがある。科学の業績や知識、それに合理的な考えを犠牲にして、非合理的な考えや偏狭な物の見方が広まっている」と述べて懸念を示しました。
🌀🎆🌊☀ その上で、気候変動の問題を例にあげ、「私たちの生活様式が気候に悪影響を与えていることを示す圧倒的な根拠が尊重されていない。若者たちが立ちあがり、科学に耳を傾け、行動を起こすべきだと要求するのは、支援に値する」と述べ、
各国で若者たちが温暖化対策を求めて声をあげているのを支援すべきだという考えを示しました。