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【Bloomberg】 1月6日 15:23 、””大発会の日本株は大幅続落、中東情勢や米景況、円高懸念-自動車安い””

2020-01-06 21:06:58 | 経済;投資、負け犬個人投資家の必死の反撃、統計・CP/AIを活用…

① ””大発会の日本株は大幅続落、中東情勢や米景況、円高懸念-自動車安い””

長谷川敏郎

2020年1月6日 7:55 JST       
  更新日時         
 2020年1月6日 15:23 JST         

   米国はイランの精鋭部隊司令官を殺害、イランは報復を表明             
  •      米ISM製造業景況指数は予想外に低下、円は一時1ドル=107円台            


The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

 6日の東京株式相場は大幅続落。米国とイランの関係悪化や米製造業景況感の停滞、為替相場の円高から業績不透明感が強まり、自動車など輸出関連や海運、医薬品中心に幅広く売られた。
  • TOPIXの終値は前日比23.87ポイント(1.4%)安の1697.49
  • 日経平均株価は同451円76銭(1.9%)安の2万3204円86銭
〈きょうのポイント〉
  • 米国はイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害
    • イラン国防軍需相は米国を支持する国に警告、報復なら反撃とトランプ米大統領
    • イラク議会は駐留する外国部隊の撤退を求める決議案を可決、米大統領はイラクへの制裁示唆
  • アジア時間6日の北海原油代表油種のブレント先物は1バレル=70ドル台乗せ-サウジへの攻撃を米が警戒
    • 3日のニューヨーク原油先物は3.1%高
  • 12月の米ISM製造業総合景況指数は47.2と予想外に低下、09年以来の低水準
  • きょうのドル・円相場は一時1ドル=107円70銭台、約3カ月ぶりの円高値



👤 アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは、年末にかけてキャッシュポジションを落とし、株式の比率を高めていた投資家にとって 「地政学リスクの高まりは予想外だった」と話した。金融市場がボラティリティー(変動性)の上昇を織り込む過程では「株価の調整が起こりやすい」 と同氏は言う。
            
            
☔⛆⛆  令和初の大発会は、昨年と同様に大幅安で取引を開始。

 原油価格の一段高や米S&P500種Eミニ先物が下落する中、先物主導で下げ幅を広げた。

 TOPIXは終値ベースで昨年11月29日以来の1700ポイント割れ、日経平均は12月12日以来の2万3500円割れと、それぞれ心理的節目を下回った。

👤 東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジストは、 地政学リスクを背景とした「原油高はガソリン価格の上昇を通じて米個人消費の打撃、日本企業にとってもコスト高になりかねない」と指摘。

 米ISM製造業景況指数については「景況感の戻りの鈍さはサプライズ。米中が貿易問題で正式調印していない中、設備投資が良くなっていない」 と述べていた。
            
  もっとも、先行きを悲観する声は少ない。

👤 しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、 米イラン関係の悪化について「テロなどがなければ時間とともに消化される材料」だと分析。

 重要なのは経済の見通しだとして、「米中貿易問題と同様にボラティリティーが高まる話であっても景気後退にはならない。日経平均は2万4000円台に戻すだろう」とみている。
  • 東証33業種では海運や空運、パルプ・紙など燃料コスト上昇や地政学リスクの影響が懸念された業種や、食料品、輸送用機器、医薬品が下落率上位
  • 原油高が在庫評価益につながると期待される鉱業と石油・石炭製品は上昇
  • 東証1部の値上がり銘柄数は277、値下がり銘柄数は1835で全体の85%が安い



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