(奈良 東大寺 無病息災を願う解除会)
① ""奈良 東大寺 無病息災を願う解除会””
2019年7月28日 11時18分
東大寺の「解除会」は、疫病の流行を防ごうと平安時代に始まったとされ、暑い夏を無事に乗り切れるようにと、毎年この時期に行われています。
大仏殿の前には、直径2メートル余りあるかやで作られた輪「茅の輪」が設けられ、はじめにおよそ20人の僧侶がくぐって大仏殿に入り、無病息災を祈りました。
このあと、茅の輪は大仏殿の中に移され、僧侶たちがお経を唱える中、参拝に訪れた人たちが手を合わせたり、頭を深く下げたりしながら次々とくぐっていました。
奈良市から訪れた50代の女性は「厳かな雰囲気で目が覚めました。夏に負けないように祈りました」と話していました。
また、神奈川県から訪れた40代の女性は、「最近は災害や事件が多いので、そうしたことがあまり起こらないで平穏な暮らしができるように願いました」と話していました。
大
⏰ 仏殿での茅の輪くぐりは、午後3時ごろまで行われています。