アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

Birthday Present & Hip Hop

2011-09-28 12:14:43 | Weblog
 9月30日は「55歳」の誕生日。
 私の父の代では、サラリーマンの定年年齢である。今は60歳定年であるが、私の会社では嘱託として63歳くらいまでは働く社員が多い(60歳で終わりと言われる人もいますが・・)。

 先日、久しぶりに家族全員+長男の嫁さん+義理の母といっしょの夕食時に私の誕生日の話題が出て、プレゼントは何がいいというので、「出刃包丁と刺身包丁のいいやつ」と答えました。
 妻が50歳を機に仕事を辞めて専業主婦(+テニスおばさん)になったため、すっかり料理を作っていませんでした。先日、図書館で「Dancyu(ダンチュウ)」なる料理雑誌を読んでからはまってしまい、今は愛読書です。
 60歳になったらヨットで日本中を回ると宣言しているため、そのときに魚ぐらいさばけなければと思い、このリクエストをしました。また、やることが増えてしまいましたが、居酒屋の知り合いに弟子入りするか、次男(バイトで腕を磨いた)に教えてもらうか、ああ忙しいなあ。

 ヒップホップの公演が来年の1月7日(土)の京都の八幡でやることが決定しました。
 本ブログで先行発表です。
 昨年はクリスマスにやり、埼玉から母、弟、姪も来てくれて大緊張でしたが、今年は少しは上手くなっているかも。
 3分から5分の曲を2曲。「ヒップホップ/ロック」と「ハウス」の2つです。1つは1つは先生が好きなK-Popになるそうです。
 入場券がいるので、必要な方はどんどん私に言ってください。


 
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35年前の夏

2011-09-09 22:27:54 | Weblog
 台風12号によって、大きな被害が出てしまった。
 和歌山県の新宮市も多くの人命が失われた。この地区の被害状況を新聞、ニュースで見るたびに学生時代の夏が鮮明に蘇る・・・


 東京からひとり出てきて大阪で学生生活。
 寮に入って、親の仕送りをあてにしないと決めて、バイト・バイトを覚悟していた。
 たまたま寮で同じ部屋になった先輩から「一度、わしらのクラブを見に来いや」と、強引に誘われていったクラブが人形劇のサークルだった。
 「週2回、水と土の活動だから楽なもんだよ」と言われた。
 高校は男子ばかりであったので女子の多さに目がくらんだためか、「楽」の一言で入部してしまった。

 おもな活動は、小学生主体のイベント、関西の大学の合同公演、3月の定期公演、それに加えて夏休みの巡回公演である。
 春から夏休みまでは、この巡回公演の準備と練習である。巡回公演とは、僻地の学校に行ってそこの子どもたちに人形劇を見せ、合間にダンスやコントでつなぐという約1時間半の舞台である。

 1回生のときは若狭湾に面した僻地に行ったが、2回生のときに新宮から熊野川町(今は新宮市)、十津川という山の中を巡回した。
 鎌塚、敷屋、九重、小口という名前の小学校をそれぞれ回って、体育館で公演させていただいた。(調べると今はそのすべてが廃校になっていた。)

 1つの公演を終えて次の小学校に行き、そこで泊めてもらう。大道具、小道具、けこみ(人形劇の舞台)を部員で分担してかついで路線バスと徒歩での移動である。何回、吊橋を渡っただろうか、水はこれでもかというくらいにきれいで、山は深く、深く。
 でも、学校はしっかりと地元に根付いてあるのだ。そのほとんどが創立100年を超えている。学制発布によって生まれた学校ばかりであった。明治政府の教育改革を実感できた感じである。交通網の発達と過疎という現実で、その多くが廃校になってしまった。

 小学校には家庭科室や作法室があって、当番を決めて食事の準備と男女おかまいなくの雑魚寝ができる。

 ひとつの小学校での公演の前には、集落中に聞こえるほどの有線放送で、「本日、夕方6時より○○小学校講堂で、大阪教育大学『こぐま』さんによる人形劇があります。」連絡していただき、公演前から多くの人が見に来てくれた。
 また、移動日で時間があるときは、小学校児童&先生とのソフトボールの試合など、大阪から来たお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んでくれた。(モチロン試合は児童の勝ち)

 1週間から10日の巡回であったが、充実していた。みんなが協力しなければできない作業である。学生時代のいい思い出である。


 今回の台風で被害の多かったのが、この地区である。
 熊野川町という地名はわずかに残っていたので、思い出した。
 今は行きたくて仕方がない。少しでも復興に協力したい。
 ボランティアではなく、学生時代の恩返しがしたくてしょうがない。
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