アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

カメレオンサイン その2

2015-10-15 12:32:22 | Weblog
 最後の検査は造影MRIでした。
 CTはコンピュータを用いたX線検査、エコーは超音波で調べる検査ですが、MRIは磁気を用いた検査で、検査前には金属を身につけていないかのチェックがあります。
 心臓ペースメーカーを入れている人などは受けられない検査だそうです。

 非常にうるさい箱に入れられ、息をすったり止めたりを繰り返し、かなり長い時間の検査でした。
 狭い箱の中でじっとしていたため、うるさいのにもかかわらず、寝てしまいました。

 悪性かもという不安で、寝不足が続いていたせいか、気分が悪くなったら押すというボタンを落としたことも忘れるぐらいの熟睡でした。閉所恐怖症ではないようです。


 そして、いよいよ肝臓内科での結果発表。

 エコーでは大丈夫のような感じでしたが、MRIの結果がわからないので、ドキドキでした。
 診断は、やはり肝血管腫で、良性腫瘍とのこと。
 ただ、経過観察で3か月に一度の検査が必要とのことでした。大きくなりすぎたら良性でもよくないそうです。



 まずは、ホッとしています。

 かみさんが心配していたので、すぐに連絡。よかったよかった。

 仕事も忙しく、また、復活したばかりのダンスができないかも、という不安がつらい2か月でした。

 
 死ということを強く意識したこの2か月間でしたが、いい経験をしました。
 ダンスもテニスも楽しむぞー。カメレオンなんかに負けるもんか・・・・59歳1か月。
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カメレオンサイン

2015-10-07 12:04:55 | Weblog
8月に受けた市民病院の人間ドック。
肝臓の再検査を早急に受けるように言われてしまい、CTスキャンをとることになりました。
まず、内科を受診してということで、半休をとって診察。
しかし、診察で聞かれたのは「心臓にペースメーカーは入れてませんね」「卵などにアレルギーはないね」ぐらい。そして、CTの予約をして、再度検診の予約を、と言われました。なんだ、それはという感じです。そんなことはドックの終わりでもできるやろー。と叫んでしまいました。

我慢して、別の日の午前中ということで、予約をとりました。仕事が忙しいので午後の検査を回避したのですが、もらった予約表を見たら、CTの時間が「12時30分から」になっていて、またまた、なんだそれは。

聞くと、病院では午前中の検査が13時までとのこと。「知るか、そんなもの」

文句を言いにいくと、あっさり午前中に変更してくれました。またまたまた、なんだそれは、です。


CTスキャン
造影剤を注射しての初体験。「注射してすぐに体、とくにお尻が熱くなります」と言われて箱の中に入れられました。すると、お尻がすぐに熱くなり、体の中を血液がめぐる速さを実感しました。
終わると「造影剤を流すために水をたっぷり飲んでね」と言われ、帰りましたが、しばらくお尻が熱かったです。


内科検診
1週間後に内科検診。
腫瘍らしきものがあって、かなり大きいとのこと。再度「造影超音波」「造影MRI」をとるように言われ、またまた予約。
先生曰く、「悪性だったら手術、良性だったら経過観察」とのこと。がっかりしましたが、実は、2年前のドックで、「再検査が望ましい」と言われていて、ほったらかしにしていたのですが、1年前は異常なし。なんだこれは?


造影超音波
人間ドックでやった検査を造影剤を入れて、見るというもの。先生と助手、私の3人で画面を見ながら行う。
造影剤を入れてみると、腫瘍部分が白くなり、その白が黒くなると悪性、薄くなっていくと良性とのこと。造影剤を入れて10分後、20分後にその色をチェック。
針のむしろに座らせられているというのはこのことです。黒くなるなよ、と祈りつつ画面とにらめっこである。
結果は、黒くならずに、この段階では良性の可能性が高いとのこと。
この腫瘍は「肝血管腫」だろうということで、去年の人間ドックでは何も言われなかったというと、先生から「カメレオンサイン」という状況を教えられました。

エコーの画像状態、角度などで、腫瘍が見え隠れすることがあり、肝臓では特に多く、これを変幻自在に体色をかえるカメレオンに例えていうとのこと。
面白かった。


造影MRI以降は後日報告します。
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