アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

丸亀城・高松城

2010-02-21 10:11:02 | Weblog
 金曜日に休みを取って「讃岐うどん・丸亀城・高松城」ツアーに1泊で出かけました。
 朝7時出発、山陽道・瀬戸大橋・坂出から丸亀に行って、まず丸亀城見学。
 現存12天守のひとつで、「石垣の城」というだけあって何層も続く石垣は見事です。まるで反り返るように曲線美は感動ものでした。親切な地元のオヤジさんの解説も聞けて勉強になりました。
 観光案内所で聞いたうどん屋さんには11時半ごろ到着しましたが、すでに周りの会社の人でほぼ満員。ぶっかけうどん小210円を注文しましたが、その量の多いこと。となりの親父さんは大を食べていましたが、特大という感じでした。12時には店の外まで行列ができていましたが、店も広くて回転はよさそうでした。
 14時から宿の休暇村讃岐五色台でテニスをしましたが、コートはボロボロで風が強く、最悪のコンディション。しかしハードに動き回りへとへとになりました。すべては晩ご飯のためです。
 海鮮バイキングの晩ご飯は評判どおりのごちそうでした。
 刺身やら漁師鍋やら鯛しゃぶやら、海の幸のてんこもりでうれしいひとときでした。

 次の日は朝7時から宿の人の案内で朝の空気を吸う散歩。
 9時に出発して途中の82番札所「根香寺」によって高松城へ。山の中のお寺で、81番の白峰寺からはかなりの厳しい道のりと思いました。バスツアーで回っているグループに遭遇しましたが、若い人もいて、少し驚きました。でもバスで回ってご利益があるのかなあ・・・
 日本3大水城の高松城は、後期は徳川(松平)によっておさめられていた高松藩の城で、明治の中期までは天守があったのですが、例のごとく老朽化で解体。天守台と月見櫓だけが残されています。海に続くお堀にはなんと鯛が泳ぎ、鯛のえさやり50円なるものが設置されていました。
 高松港をしばし散策して、私が行きたかった「平賀源内」のふるさとへ。
 志度町(現さぬき市)に記念館と生家があり、訪れました。
 平賀源内は、本草学(薬学)、物理学、小説、絵画、鉱物学、焼物などに精通した天才です。エレキテルをはじめ日本最初の油絵を描き、最後は人を斬って獄死という、波乱万丈の人です。とても面白い人物だったので、記念館でいろいろな資料に出会えてうれしかったです。
 旅の終わりは立ち寄り温泉。これも観光案内所でオススメの「春日温泉」をきいて、ほっこり気分になりました。
 満足旅でした。
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伊賀上野城・インビクタス

2010-02-14 09:27:03 | Weblog
 久しぶりの休みだったので、小雪まじりの中伊賀上野へ行きました。
 あいにく、昭和10年に再建された天守閣は改修工事中で外観がまったく見えませんでした。しかし、日本一の高さと言われている石垣はみごとで、「キケン」の看板の先に行くと垣根もなく、お堀までまっさかさまという石垣の上部に出てびっくりしました。怖くて下半身がぞくぞくしました。(今度行く予定の丸亀城も日本一の石垣というウリでしたが・・)
 
 松尾芭蕉の生まれた地で、建物はまさに城下町という感じです。古い長屋の風情がいたるところに残っていて、たっぷり歩けてうれしいところでした。
 お昼に名物の「田楽定食」なるものを食べました。豆腐に味噌をつけたものを焼いているのですが、その量におどろきました。おいしく食べましたが、妻は「豆腐以外の具も田楽風にしたらいいのに」と、厳しい採点でした。
 帰りはおきまりの日帰り温泉と野菜直売場めぐり。
 やぶっちゃ温泉というところ(野菜直売場もあり)に行きました。
 源泉のお湯は36度で、ゆっくりつかれました。この温泉は浸透圧が人の体の体液の圧にほぼ一致しているので、疲れずに癒されると説明されていました。確かにナトリウム泉でややしょっぱい温泉は肌にもやさしく、思わず眠ってしまいそうなぐらい気持ちよい湯でした。
 メガネに白い塩がたくさんついていて、温泉の成分の「濃さ」を実感しました。

 次の休みは映画鑑賞です。
 クリントイーストウッド監督作品「インビクタス」です。
 朝9時40分からの部を見ようと9時20分にマイカル茨木に行くと、なんとチケット売り場が長蛇の列。
 えらいこっちゃと思いましたが、ほとんどの人のお目当ては「アバター」でした。
 私たちの「インビクタス」はガラガラ状態で、ゆっくりと観賞しました。
 南アフリカで30年間刑務所に入れられていて大統領になったマンデラ大統領が、南アフリカで開催されたラグビーのワールドカップで、チームを優勝に導くという物語です。
 とてもわかりやすくて、白人のスポーツとして黒人が嫌っていたラグビーを、国民融和の象徴にしたいという大統領の偉大さと、スポーツの純粋さがよかったと思います。
 妻は○(1000円では満足)、私は△(1000円とんとん)の評価です。私の厳しめの採点は涙が皆無だったからです。
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