私が高専(高校)1年のとき、ミュンヘンオリンピックがあった。そのときの男子バレーボールはものすごく人気があった。
オリンピックが始まる半年前、「ミュンヘンへの道」というアニメとドキュメントをミックスして男子バレーボールチームのメンバーのエピソードを紹介する番組があった。
毎回、欠かさず見ていたが、その中で大古選手の涙の9メートル逆立ちという内容の回があった。
男子バレーボールの選手たちは、いろいろなトレーニング方法で鍛えられ、全員がなんとコート半分を逆立ちで歩けるのだ。
当時の私は高専でバレーボール部にいたので、早速逆立ちを始めた。そして完璧にできるようになった。感化されやすいのは今も同じである😅
高専への通学で、品川駅から京浜急行に乗っていたが、当時、沿線の横浜や川崎には実業団バレーボールの強豪の日本鋼管などがあり、ときどきそのバレーボールチームのメンバーと同じ電車のときがあった。長身で、満員電車でも頭ひとつ出ているので目立ち、なんか新鮮な空気を吸っていていいなあ、と思った🤭
ミュンヘン男子バレーボール日本チームのメンバーは次の通り。
みんな個性豊かで、それぞれ得意分野があり、憧れた。
そしていよいよオリンピック本番。
準決勝のブルガリア戦は死闘だった。
2セット先取されてあとがない日本は、南選手やキャプテン中村選手の活躍もあり、大逆転勝利を飾った。
実はその試合の実況を、私はラジオで聞いていた。テレビ中継もあったのかも知れないが、深夜時間帯である。イヤホンで聞いていたのを鮮明に覚えている。調べたら、その試合時間は3時間15分。実況アナウンサーも大変だったと思う、バレーボールの試合をラジオで正確に伝えられるのだうか?
セッター猫田がトスを上げ、南が飛んで囮になり、後ろから時間差で大古がスパイクに入り、そのフォローを森田が準備している、、上の写真でそのように想像できるが、ラジオで伝えるとなると大変である。
そして金メダルである。
日本中が興奮した。
いい青春時代だったなあ‼️
今、男女ともにバレーボールがパリオリンピックでの活躍が期待されている。
技術もスピードも、そしてルールもミュンヘンオリンピックのときから大きく変わっている。しかし、レシーブ、トス、アタックの基本は変わっていない。高専1年のときと同じ気持ちで応援したい。今度はテレビで❗️
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