アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

ミュンヘン男子バレーボール回顧録

2024-07-20 06:39:00 | Weblog
 私が高専(高校)1年のとき、ミュンヘンオリンピックがあった。そのときの男子バレーボールはものすごく人気があった。

 オリンピックが始まる半年前、「ミュンヘンへの道」というアニメとドキュメントをミックスして男子バレーボールチームのメンバーのエピソードを紹介する番組があった。



 毎回、欠かさず見ていたが、その中で大古選手の涙の9メートル逆立ちという内容の回があった。
 男子バレーボールの選手たちは、いろいろなトレーニング方法で鍛えられ、全員がなんとコート半分を逆立ちで歩けるのだ。
 当時の私は高専でバレーボール部にいたので、早速逆立ちを始めた。そして完璧にできるようになった。感化されやすいのは今も同じである😅

 高専への通学で、品川駅から京浜急行に乗っていたが、当時、沿線の横浜や川崎には実業団バレーボールの強豪の日本鋼管などがあり、ときどきそのバレーボールチームのメンバーと同じ電車のときがあった。長身で、満員電車でも頭ひとつ出ているので目立ち、なんか新鮮な空気を吸っていていいなあ、と思った🤭

 ミュンヘン男子バレーボール日本チームのメンバーは次の通り。



 みんな個性豊かで、それぞれ得意分野があり、憧れた。

 そしていよいよオリンピック本番。

 準決勝のブルガリア戦は死闘だった。
2セット先取されてあとがない日本は、南選手やキャプテン中村選手の活躍もあり、大逆転勝利を飾った。
 実はその試合の実況を、私はラジオで聞いていた。テレビ中継もあったのかも知れないが、深夜時間帯である。イヤホンで聞いていたのを鮮明に覚えている。調べたら、その試合時間は3時間15分。実況アナウンサーも大変だったと思う、バレーボールの試合をラジオで正確に伝えられるのだうか?



 セッター猫田がトスを上げ、南が飛んで囮になり、後ろから時間差で大古がスパイクに入り、そのフォローを森田が準備している、、上の写真でそのように想像できるが、ラジオで伝えるとなると大変である。

 そして金メダルである。
 日本中が興奮した。
 
 いい青春時代だったなあ‼️


 今、男女ともにバレーボールがパリオリンピックでの活躍が期待されている。
 技術もスピードも、そしてルールもミュンヘンオリンピックのときから大きく変わっている。しかし、レシーブ、トス、アタックの基本は変わっていない。高専1年のときと同じ気持ちで応援したい。今度はテレビで❗️



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