相変わらず朝から元気で賑やかなホオジロ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ。
散歩道を横切るシマヘビ、木から垂れ下がる色とりどりの幼虫たちとそれを狙うアマガエルとヤモリとトカゲ。
奥の山からはホトトギスの甲高い鳴き声、そして初めて聞いたカッコウの清々しい声。
測ったかのように同じときに満開を迎える花々。ツツジが終わりサツキが咲き始めた。アジサイも出番を待っている。
この自然の営みはなんら変わっていない。
人の社会生活だけが一変している。生産活動は停止し、余暇を楽しむこともできない。日常だった生活ができない。
生物と無生物の間に位置し、ほかの生物の細胞の中でしか繁殖できない新型コロナウィルス。恐いのは、こいつらが見えないこと。見えないのに、ここにいるかもしれないと、その対策を考えなくてはならない。先手先手の対策である。日常を壊してまでする対策である。
今できること、今だからしなくてはいけないことを常に考えなくてはならない日々の生活。これが新しい日常を作ることにつながるのかもしれない。
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