アーモーおやじ

テニスのときによく出る「アーモー」。これが口癖で、なんでも首を突っ込んでは失敗を繰り返しているじいさんの日記です。

三重大学演習林

2023-06-17 09:09:00 | Weblog
 「世界の梅公園」の展望台から山道を下っていたとき、ウリ坊の行列に遭遇しました。10匹ほどが道を横切ったんです。
 鹿の食害でアジサイはやられていたのですが、イノシシも走り回っていたとは!
 イノシシが掘り返した跡がいくつもあり、また、獣捕獲用のオリ柵もありました。夕方から朝まで門が閉まり、人がいない公園は野生の王国になっていたようです。

 イノシシの肉は牡丹、馬の肉は桜、鹿の肉は紅葉(モミジ)と呼ばれるそうです。鹿が紅葉の中にいる花札があり、それからきているのでしょうか? でも、イノシシは花札の中ではハギといっしょですから、牡丹は花札とは関係ないようです。

 アジサイとモミジを、三重大学演習林で勉強したことがあり、それを思い出しました。
 大学の森林実習を三重大学の演習林でやらせてもらいました。7月の終わりからだったと思いますが、まだヤマアジサイが咲いていて、日影で咲く小さなその花を見て、ものすごく地味だなあと思いました。
 森林実習では、モミジ、つまりカエデの仲間を調べました。

 一番ポピュラーなイロハモミジ。紅葉(こうよう)やアオモミジの主役です。我が家の庭にも裏山にもあります。




 
 ウリカエデは、葉が三つ裂けて真ん中が大きいウリの形です。



 イタヤカエデは、葉が太ったカエデです。



 そのイタヤカエデの仲間で、葉がヤツデのように大きいのがオオイタヤメイゲツです。



 これもカエデかと、びっくりしました。このオオイタヤメイゲツを、去年西粟倉村の若杉原生林で見つけたとき、すごく嬉しかったです。

 このオオイタヤメイゲツよりも驚いたのはチドリノキです。



 演習林で見たとき、ドングリのナラ、クヌギとしか思いませんでした。これがカエデ? 葉に裂け目がないのです。講師の先生から、一枚の葉が完全に裂けて、それぞれが葉になったんだと教えられました。


 そのほか、ヤマモミジやウリハダカエデなど、演習林でさまざまなカエデを教えてもらいました。

 
 森林実習、琵琶湖臨湖実習、沖縄慶良間海洋実習などの実習のことは、教室で長時間学んだ講義よりもよく覚えているなあ、実践が大事なんですね😄
 








コメント
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