なぜかしら優しくなれて・・・
ドラッグストアに坊守と行くと
パッと目に入ったご門徒の姿。
いろいろとお世話になっているJ兄ィ。
普通なら絶対にって言っていいぐらいに
話しかけることのないコイツ。
どんなに親しい人であろうとも
プライベートがあるでしょうから
話しかけないコイツがいました。
でも、なんででしょうね・・・
その方の方にス~っと行くコイツがいて
話しかけている、
「何か気になるんですか?」って笑いながら・・・
「オ~ッ、住職に見つかってしも~た!」って満面の笑み。
この笑顔に会いたかったからかもしれませんね。
優しい笑顔や
優しい姿、
優しい思いや
優しいはたらき・・・
そんなことに出遇い気付くと
少しだけ
こんなコイツも優しくなれているような気がして。
優しさに触れると
涙の痕も見えてきて・・・
痛かったんよ、
しんどかったんよ、
辛かったんよ、
そんな幾重にも流れた涙の痕を
擦るように拭っていると
コイツまで泣けてきて・・・
願生ってるんだねって。
晴れ渡った爽やかな一日でした。
バッサリと切られてしまっている桜木、
あ~、こんなになってしまって・・・
人間の身勝手で
必要ないから
面倒くさいから
そんな思いで切り倒し切り刻む・・・
それでも生きていて
花開く。
支えられていることに感謝するように
ありがとうの花開く・・・
なんと美しい、
なんと優しい。
こんな光をコイツも放つことが出来るのでしょうか・・・