金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

かまいますかい

2020年06月21日 21時04分44秒 | 日々あれこれ
気になさらんでいい・・・


ちょっと無理やりやったかな~って思い
少し遅れるかもしれないと了承の電話。

続けて受けてしまっているご縁の時間。
ギリギリ大丈夫かなって思うのですが
折角のご縁が粗末なひと時になっても申し訳ないので
気持ち的にゆっくりお勤めさせていただけるように
相談の電話をさせて頂いたのです。

「かまいますかい(気になさらんでいいですよ)
 どれだけ遅くなってもお待ちしていますから
 気を付けておいでて下さい。」

安心するのです。

これで心配なくご縁頂けるって
安心したことです。

結果、ギリギリでしたが遅れることもなく
お参りさせていただいたのですが
なによりも
許されてそのひと時があること
安心させて頂いたことです。

時間に追われるとしんどいですね・・・


母方の祖父の遺品の腕時計。
ネジ巻き式ですが
結構正確でいまだに機嫌よく動いてくれます。

でも、夏になり暑くなってくるとエアコンとの兼ね合いで
外と室内との温度差が生まれます。
そんななかでお勤めを始めると
決まって大経は大汗が流れ
必然的に腕も汗をかきダラダラ流れる。

すると
腕時計のガラスの内側も汗をかくのです。
真っ白に曇るフェイス硝子。

古いものですから気密性が薄くなっているのでしょうね・・・

その曇りが嫌なものですから
腕時計を外しお経本の横に置くことがあります。

クォーツの独特の針の動き方、
視界に入るその動きを感じると
焦るような
ゆっくりできるような

いけませんね・・・

許してもらっているんだから
ゆったりすればいいものを
やっぱり
約束の時間に間に合いたい、
要らぬ頭を下げたくないって
ホンマの自分。




コメント
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