東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

vitae のはなし

2017-09-15 13:02:12 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

How to Japan (Colin Joyce著)の Confessions of a Tokyo Cprrespondent と題する記事のなかに、
I had sent my CV, written a few stories on a trial basis and talked on the phone.
という文があるのですが、この CV は、 curriculum vitae を省略したもので、履歴書を意味します。(どうでもよいのですが、上の英文の訳は、「私は履歴書を送り、試し何本かの記事を書き、電話で話した」 となります)

ここで、少し詳しく curriculum vitae を調べてみると、 オックスフォード現代英英辞典 に、その語源はラテン語で、 course of life を意味するとあり、これから「人生の経過」→「履歴書」となるようです。

また、 英辞郎vitae を調べてみると、それは vita の複数形とあるのですが、 curriculum vitae の場合、 vitaevita の所有格で、 of life ということです。

これと同じような構造をもつ aqua vitae という言葉は、英語では water of life を意味し、アルコール度の高い蒸留酒で、通例ブランデー、ウイスキーを指します。