こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、令和2年度灘中の問題です。
問題は、
「太郎君は 1000円を持ちコンビニへ商品Aを買いに行きました。コンビニの店内には飲食可能な場所があります。太郎君ははじめ、Aを5個買って店内で食べようと思っていましたが、店員に 「持ち帰るなら消費税は8%だけど、店内で食べるなら消費税は10%だから4個しか買えないよ」 と言われました。そこで、太郎君は4個だけ店内で食べ、1個を持ち帰ることにして、全部で5個買うことができました。Aの消費税抜きの値段は1個につき[ ]円です。ただし、この値段には、1円未満の端数はありません。また、消費税は、持ち帰る商品の合計金額の8%と、店内で食べる商品の合計金額の10%の合計から、1円未満を切り捨てた金額とします。」
です。
Aの消費税抜きの値段をa円としましょう。
Aを5個買って、それらに店内で食べるときの消費税10%が課税されると、合計金額が1000円を超えてしまうので、
1.1a×5>1000 (1)
が成り立ちます。
また、4個に店内で食べるときの消費税10%が課税され、1個に持ち帰るときの消費税8%が課税されると、合計金額が1000円以下になるので、
1.1a×4+1.08a≦1000 (2)
成り立ちます。
ここで(1)と(2)を整理して組み合わせると、
5.48a≦1000<5.5a
になり、これから、
181.1・・・<a≦182.4・・・
です。
このときaは1円未満の端数がないので、182 になり、これが答えになります。
簡単な問題です。
今回は、令和2年度灘中の問題です。
問題は、
「太郎君は 1000円を持ちコンビニへ商品Aを買いに行きました。コンビニの店内には飲食可能な場所があります。太郎君ははじめ、Aを5個買って店内で食べようと思っていましたが、店員に 「持ち帰るなら消費税は8%だけど、店内で食べるなら消費税は10%だから4個しか買えないよ」 と言われました。そこで、太郎君は4個だけ店内で食べ、1個を持ち帰ることにして、全部で5個買うことができました。Aの消費税抜きの値段は1個につき[ ]円です。ただし、この値段には、1円未満の端数はありません。また、消費税は、持ち帰る商品の合計金額の8%と、店内で食べる商品の合計金額の10%の合計から、1円未満を切り捨てた金額とします。」
です。
Aの消費税抜きの値段をa円としましょう。
Aを5個買って、それらに店内で食べるときの消費税10%が課税されると、合計金額が1000円を超えてしまうので、
1.1a×5>1000 (1)
が成り立ちます。
また、4個に店内で食べるときの消費税10%が課税され、1個に持ち帰るときの消費税8%が課税されると、合計金額が1000円以下になるので、
1.1a×4+1.08a≦1000 (2)
成り立ちます。
ここで(1)と(2)を整理して組み合わせると、
5.48a≦1000<5.5a
になり、これから、
181.1・・・<a≦182.4・・・
です。
このときaは1円未満の端数がないので、182 になり、これが答えになります。
簡単な問題です。