東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

銀座

2013-05-31 07:50:23 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 朝から良い天気です。明日運動会を予定している中学校が多いのですが、天気は持つようです。名人戦第五局は、いつものように羽生三冠の攻めと森内名人の守りという展開ですが、三冠が攻めきれるか楽しみです。

 「銀座百点」というタウン誌があって、その巻頭エッセイの一部が、「私の銀座」(新潮社)に収録されています。1957年(私が生まれる前です) の有吉佐和子から始って2010年の林真理子まで60名の著名人のエッセイがまとめてあります。

 そのなかで、ちょっと驚いたのは塩野七生先生のエッセイです。「ローマ人の物語」は文庫本で全巻読んだのですが、関係代名詞を多用したような独特の文体で、イタリアに長く住んでいるようなので、イタリア語で執筆して日本語訳しているのかと思ったほどでした。(イタリア語に関係代名詞があるか知りませんが、多分あるのでしょう)しかし、「私の銀座」のエッセイはごく普通の文体で、ちょっとホッとしたような、残念なような、複雑・・・。

 学生時代は銀座線沿線に住んでいたので、たまに銀座に出たのですが、5年ほど前に万年筆の修理に行ったのが最後で、近ごろはまったく行くことはなくなりました。

 その万年筆は20年程前に立川のデパートで購入したもので、当初から少しインク漏れがありました。預けて点検してもらっても問題ないということで、しかし、インクは漏れるし、太字仕様なのでこんなものかなと指をインクで汚しながら使っていました。

 そうこうしてるうち、銀座にメーカーの本店がオープンしたのを知って持ち込んだところ、首軸のペン先の付け根に亀裂が見つかりました。直ぐに修理してもらい、以降、インク漏れもなく快調です。立川の店は何だったのかなと思いますが、まあ、直ったから良しとしよう。あれから5年経つので、梅雨明けしたら点検してもらいに行きますか。

 
▲銀座モンブラン本店

オール3は不十分なのか?

2013-05-30 12:54:10 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 小雨が降ったり止んだりと早速、梅雨らしい天気です。自宅の紫陽花も咲き始めています。明日は、晴れ間が見えるということですが。今日は、将棋名人戦第五局です。第四局と同じ矢倉戦で角番の羽生三冠には頑張ってもらいたいです。

 毎月学研から冊子が送られてくるのですが、今月の特集記事にこんなことが書いてありました。

 「ほとんどの場合、中学校でオール3ぐらいの成績の子は、家庭での学習時間がゼロで、実は教科の内容がよくわかっていない」というものです。つまり、教科の理解度という点から、オール3は不十分という内容です。(まあ、「わかる」、「わからない」の基準が難しいところではありますが)

 今までは、5段階評価で「3」は真ん中、つまり普通ですから「3→普通→まあいいか」という関係が成り立っていたのですが、実は「3→普通以下→頑張らなくちゃ」のケースも多いということです。2002年に相対評価から絶対評価に変わってから、その傾向がより強くなったのかも知れません。

 古くから、「2」を取ると親が「勉強しろ」と叱るのですが、今は「3」でも安心してはいけないということです。もし、お子さんの成績がオール3だったら少し尻を叩いたほうが良いのかもしれません。(でも、「普通だからいいじゃん!」って言い返されると思いますが・・・)

梅雨入り準備

2013-05-29 12:13:24 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 梅雨入りとなりました。例年に比べて大分早い梅雨入りです。

 毎年5月には、カメラ保管用ケースの乾燥剤を交換し、梅雨に備えます。防湿庫という電動の保管庫もあるのですが、昔から手軽な乾燥剤を使っています。今年は、数日前に交換したのですが、現在は湿度25パーセントと頑張っています。

 この保管庫には4台のカメラがあって、その中で一番古いものは、中1のときに買ってもらったオリンパス35DCというやつで、40年以上の付き合いになります。まだ現役なのですが、水銀電池が入手できなくなったので、アダプターで市販電池を使えるようにしたところ、プリントすると色がボッテっと付くようになってしまいました。
 
 国内旅行のときは一眼レフを抱えて行くのですが、海外に行くときには35DCを持って行きました。マニュアルフォーカスなので歳とともにピントが合わせ難くなったのですが、長年付き合っていると愛着が湧くもので、何とかボッテっとした色付き問題を解決してやりたいと思っています。露出が原因と思うのですが、行きつけの写真屋さんに尋ねようと思いながら3年経ちます。梅雨明けしたら今年こそは・・・。 

「鉛色の空」「紺碧の空」

2013-05-28 13:15:26 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今にも雨が降り出しそうになったり、晴れ間が見えたり気まぐれな天気です。明日の午後から雨になると言っていたので、段々悪くなっていくのでしょう。

 先日、塾生が次の問題について質問してきました。それは、文中の「鉛色の空」はどんな心情を表していますか?、というもので、その答えは憂鬱な気持ち、悲しい気持ちなのですが、なぜ「鉛色の空」が憂鬱な心情を表すのかを説明するのはなかなか難問です。

 魯迅の「故郷」にあるように「鉛色の空」と「紺碧の空」と対比させて、「人は晴天ではうきうきだけど、その反対の曇天では心が沈むでしょ」、これで納得してくれると良いのですが、晴天でうきうきしないかもしれないし・・・。

 情景描写に使ういろいろな定型の言葉を自分の心情と一致させておくことは、小説の読み取りでは重要なポイントになります。「鉛色の空」とあったら憂鬱な気持ちを連想しなければならないわけです。その訓練として読書が良いのですが、それ以外では、歌謡曲が良いと思います。

 歌はメロディのついた詩ですから文学作品です。作詞家は言葉を選びぬいて歌詞を綴るわけですから、歌を聴いて喜びや悲しみを感じることは効果があるのではないでしょうか。その観点から演歌など最も良い教材になると思うのですが、中学生だったら演歌聴くくらいだったら本を読むほうがいいかな。

計算

2013-05-27 12:22:59 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今日も曇りがちでときどき晴れ間がのぞきます。明後日には雨が降るようで梅雨入り間近というところでしょうか。

 米国のロサンゼルスにカルフォルニア工科大学という有名な大学があり、そこでファインマン教授が物理学を教えていました。そのときの講義をまとめたものが、“The Feynman LECTURES ON PHYSICS”という本です。日本では岩波書店から「ファインマン物理学」として出版されています。

 この講義録に収録されなかった4回の講義をまとめたものが、“FEYNMAN'S TIPS ON PHYSICS”です。その初めの講義に「物理学のための数学」とう項があり、計算についての記述があります。

 「代数や、微分、積分での間違いほどつまらないものはない。計算はできるだけ速く、間違いは最小限にしてやれるようにしなければならない。そのために必要なことは繰り返しの練習しかない。それが唯一の方法なのです。一桁の足し算、掛け算をするくらいの感じで微分をすることができるように学習することが必要」と述べています。

 中学校で微積分は習わないので関係ありませんが、計算を速くして間違いを少なくすることと、そのためには繰り返し練習するしかないということは、中学生にもあてはまることです。特に、中1生は「正負の数の計算」を習い、今、「文字と式」「方程式」を勉強中ですが、この範囲を徹底的に練習することが数学に強くなるポイントです。そのときに今の計算方法より良い計算方法はないのかを模索しながら練習すると良いでしょう。

クモの糸

2013-05-26 12:11:43 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 昨日と同じような天気です。朝は曇っていて段々晴れてきました。

 先日、ニュースで「クモの糸」産業化の記者会見を見ました。クモの糸は、強靭で伸縮性があり応用分野も広く、世界の多くの機関で研究開発されています。今回は、山形県鶴岡市にある慶応大学の研究機関で開発された成果です。

 以前からクモの遺伝子を他の生物に組み込む方法は研究されていましたが、生産効率が悪く工業化できなかったようです。慶大研究所では、遺伝子の配列を工夫して生産性を上げたり、製糸するときの安全なプロセスを確立して産業化の見通しをつけたようです。

 記者会見では、この繊維で作った光沢のある青いドレスが紹介されていました。染色もタンパク質そのものに色をつけるので洗濯しても色落ちしないとのことです。このクモの糸も応用分野が広がって、日本の基幹素材として大きく成長すると良いですね。

 それにしても、この半世紀の生化学・遺伝子工学の進歩は驚異的です。芥川龍之介もさぞかしびっくりしていることでしょう。

正負の数の減法

2013-05-25 09:36:00 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 朝は曇っていたのですが段々陽が射してきました。午前中は「正負の数の四則演算」の補習授業でした。正負の数の減法での計算ミスが多いようです。

 中1の教科書では、正負の数の減法について、「正の数、負の数をひくことは、その数の符号を変えて加えることと同じである」とあります。

 減法に限らず計算に慣れるための近道は、たくさん演習することですが、計算するたびに「正の数、負の数をひくときは・・・」などと思い出すようでは疲れてしまいます。

 そこで、この文を符号を使った記号で表します。ある数をひくことを考えると、ある数は正の数か負の数ですから、二つの数字の間にある符合は、-(+、または-(- になります。つまり、教科書の文は、-(+ → +(-、-(- → +(+ に変換しなさいと言っているわけです。計算力をつけるためには、文を覚えるのではなく、この記号で表記した変換規則を覚えることが大切です。計算問題を見たとき、二つの数字の間の符号に対して何も考えずに上記の変換ができるようにならなくてはなりません。但し、これは減法を加法に直しただけで答えに行き着くまでには加法の計算をしなくてはならないわけですが。

 という訳で、いちいち減法から加法に直す変換を施してから加法の計算するのも面倒なので以下の方法をお薦めします。

 覚える規則は、以下の5つです。(1)と(2)は教科書の初めに書いてあり、(4)と(5)は教科書の加法と同じなので、実質的な教科書との違いは(3)ということになります。

(1)正の数で+の符号は省略できること
(2)数字の前に符号のない数は+が付いている数と同じであること
(3) -(- は+ということ
(4)数字の前の符号が同じときは、絶対値の和に共通の符号をつけること
(5)数字の前の符号が異なるときは、絶対値の大きいほうから小さいほうをひいて絶対値の大きいほうの符号をつけること

 与えられた計算式を(1)と(3)の規則で簡単にして、(2)と、(4)または(5)で答えを出せば終わりです。まあ、規則に従っていればどのような方法で計算しても正しい答えに行き着くので、こう計算しなければならないなどということはない訳ですが、ちょこちょこ間違えるときは参考にしてください。

中間試験結果

2013-05-24 12:32:31 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 毎日良い天気が続き、少し暑く感じるほどです。今日は七月の陽気になり週末も晴れだとか。

 今日で中間試験が終わった塾生もいるのですが、市内の中学に通っている塾生の試験結果が大体出揃いました。概ね予想通りの結果です。

 高校受験を控える中3生にとって、今回の中間試験を含めた定期試験は重大な意味を持ちますが、皆、良いスタートをきることができました。そのおかげで、内申点を順調に上げていけると考えています。これから中3生を皮切りに、今後の勉強の進め方を修正し、実行していきます。

 また、中1生は初めての定期試験だったわけですが、小学校にはない定期試験の重みを感じたようです。本人が思っていたより成績の良かった塾生も良くなかった塾生も、期末試験ではもっと良い点を取るとやる気満々です。期末試験まで1ヶ月と少しですが頑張っていきましょう。

コーシー

2013-05-23 11:58:18 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今日は雲が多いですが陽は射していて暑くなりそうです。将棋名人戦第四局は森内名人が勝ち、名人位防衛に王手をかけました。羽生三冠には二連勝して第七局にまで持ち込んで欲しいものです。

 今日5月23日は、フランスの数学者コーシーの命日です。コーシーは「解析学の父」と呼ばれる大数学者です。教養課程の数学で「イプシロン-デルタ論法」を勉強しますが、これを導入したのがコーシーです。これは多くの学生に毛嫌いされているのですが、そんなに難しいことを言っているわけではありません。ただし、面白くはないですね。実際、これを勉強したのち、何かに利用したということはありません。
 
 それに比べると、これもコーシーが貢献した「複素関数」は楽しいです。「留数定理」で難しい積分が解けてしまうのですから。

 「そこに問題があって、計算して、答えを出して、○を貰う」のが嬉しいのですから、塾生と同じ嗜好ということですね。

別府「血の池地獄」

2013-05-22 12:33:01 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今日も良い天気で暑くなるようです。名人戦第四局1日目は羽生三冠の大長考で封じ手になりました。両者の指しまわしが楽しみです。

 今回の名人戦の舞台は大分県日出町です。日出町は別府湾の北に位置し温泉で有名な別府とはお隣同士です。若いときは温泉にあまり関心がなかったのですが、歳を重ねるにつれ温泉好きになり、知り合いが来日したとき日本の温泉紹介ということで別府温泉に連れて行きました。(ただ自分が行きたかっただけなんですけど)

 まず驚いたのが、街中に湯気が立ち上っていたことです。「さすが別府」という感じです。

▲別府の街

 また、別府にはいろいろな「地獄」があり、豊後風土記にある「赤湯泉」は、「血の池地獄」のことだそうです。他にも青色の湯の「海地獄」などがあり、いろいろな色の湯を見られます。

▲血の池地獄

 それまで湯の色は、溶けている金属イオンなどで決まっていて単純な現象と思い込んでいたのですが、まだ発色のメカニズムが分かっていないものもあるようです。ものごとは奥が深いものです。

福知山

2013-05-21 11:25:12 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 朝は陽が射していたのですが、今は雲が出ています。午後には晴れてくるでしょう。今日は、将棋名人戦第四局です。どうやら矢倉模様です。羽生三冠が勝ってタイにすると面白くなるのですが、後手番なのでどうでしょうか。

 前回は宇治平等院を書きましたので、今回は最後の福知山です。明智光秀がこの近隣を支配していた有力豪族を倒し城を築き「福智山城」と名付けました。「智」の字は明智から取ったのでしょうか。それ以来、福知山は城下町として発展しました。現在の天守閣は昭和に建てられたもので、鉄筋コンクリート造の三層四階建です。光秀は、川の治水に成功するなど名君だったようです。


▲福知山城

 2008年ノーベル化学賞を受賞した下村博士は福知山生まれです。博士の母校、諫早高校に博士の銅像が建立され、その横に「こどもたちへ」と題したメッセージが刻んであるそうです。
「どんな難しいことでも、努力すればなんとかなる。絶対にあきらめないで頑張ろう」

 「なんとかなる」の解釈が難しいですね。「できちゃう」という意味なのか、「できなくても道は拓ける」という感じなのか。すると、光秀は努力が足りなかったのか、途中であきらめちゃったのか。確かに、光秀は、このメッセージの対象の「こども」でないのですが・・・。

宇治平等院

2013-05-20 12:24:14 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今朝は霧雨でしたが昼にはしっかりと降りだしました。一日中、降ったり止んだりのようですが、明日は晴れるようです。

 前回の仁徳天皇陵に続き、今回は宇治平等院です。平等院の見学は二度目になります。初めは中学校の修学旅行のときですが、鳳凰堂をはっきり覚えていないので再度訪れたいと思っていました。

 宇治は京都の南郊で宇治茶で有名ですが、源氏物語の「宇治十帖」や平家物語の巻第九「宇治川先陣」など古典文学にも登場します。源氏の舞台となったのは宇治が風光明媚なところで多くの平安貴族が宇治に別荘を持っていたからでしょう。ちなみに平等院も藤原氏の別荘を改めたものでした。

 宇治駅で降りて宇治川に出ると、それは思っていた以上の川幅でした。そこに架かる宇治橋は約155メートルなのですが、それは京都嵐山の桂川に架かる渡月橋や隅田川の両国橋と同じくらいの長さです。流れも緩くもなく急でもなくといった感じで、平安貴族がこの川で遊んだり、鎌倉武者がきらびやかな鎧兜をまとい、先陣争いする光景が目に浮かぶようです。

 お茶屋や食事処が軒を連ねる参道を進んでいくと鳳凰堂が見えてきたのですが、何と、足場が組んであって改修工事中でした。残念!気を取り直して平等院ミュージアム鳳翔館を廻って、記念に鳳凰堂の栞を買いました。機会があれば再々度見学に行きたいと思いますが、現在も改修工事中ということで完成するのは来年の3月末です。

 そう言えば、2004年にシンガポールの知り合いが来日し、奈良を案内したときも唐招提寺金堂の改修工事中でした。ちょくちょく改修工事に巡り合わせるとは仏罰ですかね。

 ともあれ、寺社なのどの古い建築物を見学するときはネットなどで調べて行くことをお薦めします。

仁徳天皇陵

2013-05-19 10:10:40 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今は昨日に引き続き穏やかな天気ですが午後には雨が降るそうです。関東の平年の梅雨入りは6月8日ということなので、もうしばらくは晴れの日が多いことでしょう。

 前回は、「親子で行く修学旅行 奈良」を紹介しましたが、それにしても関西には歴史的な見所がたくさんあります。2004年から3年ほど伊丹にいたのですが、それは初めての関西暮らしで、その間に仁徳天皇陵、宇治平等院、福知山を訪れたいと思っていました。というのは、仁徳天皇陵は教科書に写真が載っていて馴染み深かったのですが、中学高校の修学旅行で行かなかったので、平等院は中学の修学旅行で訪れたと思うのですが忘れてしまったため、そして福知山は明智光秀ゆかりの地ですが少し関西の中心から離れているので関西在住時に行かなければ一生行くことがないと思ったからです。

 仁徳天皇陵は、堺市にあってJR阪和線の百舌鳥駅からすぐです。御陵を教科書の写真のように鍵穴の形で見たかったので高い建物を探したところ、堺市役所の21階の展望ロビーが見つかり、大いに期待して行ってみたのですが、残念ながら鍵穴には見えませんでした。もう少し御陵の近くに市役所を建てれば良かったのになぁ。その後、御陵をひとまわりしたのですが、その周囲は3km近くあり世界最大面積のお墓を実感できました。

 それでもどうしても鍵穴を見たい方はヘリコプターでの遊覧があるようです。また、知り合いからの伝聞ですが、飛行機で伊丹空港に行くとき大阪上空を旋回するので機内の右側に座ると良く見えることがあるそうです。


▲仁徳天皇陵

愛敬祝儀膳

2013-05-18 08:46:39 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今日も晴れで暖かくなるようです。向かいの店では足場を組んでいますが、外壁の塗装工事でもするのでしょう。今は鉄パイプで足場を組むことが多いようで早くて安全になりましたが、昔は丸太と縄を使ったので大仕事だったことでしょう。まして、古都の大伽藍の建築では、重機も無いのによくも建築できたものだと感心してしまいます。

 昨日、学研から「親子で行く修学旅行 美しい国、日本のはじまり、奈良」という旅行案内のリーフレットが届きました。1泊2日で奈良の寺社を巡る企画です。唐招提寺、薬師寺、春日大社、興福寺、東大寺と巡ります。

 そのリーフレットはなかなかの出来栄えで面白いです。645年の大化の改新から784年の長岡京遷都までの年表が掲載されているのですが、それを見ると平城京遷都の710年から長岡京遷都の784年までの70年少しの期間に、興福寺、薬師寺の移築や他の寺社の建立が行われています。一つひとつの建築には長い年月が掛かるでしょうから、当時の奈良ではいつでも大工事が進行していて、これは現代の日本の大都市と同じ景色なのかもしれません。

 さらに、食事の写真も掲載されています。1日目のお昼はお弁当で夕飯が「愛敬祝儀膳」というものです。神様に献じた食べ物を祭り後、下げて食べると神のご加護があるとされ、これにちなんだ食事が「愛敬祝儀膳」だそうです。


▲愛敬祝儀膳
(出展:ヤマハ株式会社のホームページから)

 これを見ると野菜の煮物などが中心で子供の好物は少ないようで、参加した小中学生は他の夕食を選べるのかなとちょっと心配になります。しかし、2日目の昼食はビュッフェ形式でカレーやパスタなので、これは大好物でしょう。

 もし、興味があれば参加してみたら如何でしょうか。申し込み、問い合わせは、0120-982-555 JR東海ツアーズ旅の通販デスク です。

目標を定めよう!

2013-05-17 09:38:49 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

 今朝のニュースでは、昨日激しく雨が降った所があったようですが、このあたりは強雨ではありませんでした。今は晴れて良い天気です。

 昨日で市内の中学校の中間試験が終わりました。今のところ塾生の感想は概ね良好で、特に中3生は良い出来だったようです。結果は来週分かりますが期待できそうです。

 中間試験が終わって次の期末試験までしばらく時間があります。この期間をどのように過ごすのかということは大切です。

 中3生は明快です。注力する程度差はありますが、高校受験の準備を進めなくてはなりません。苦手なところを復習したり、苦手なところが分からない生徒は1、2年のとき使ったワークや新しい問題集で苦手なところを明確にすると良いでしょう。

 それに対して、中1、2年生は少し難しくなります。各人が目標を持っていれば、それに応じて、学校の勉強、他の勉強およびクラブ活動などに対して、どのように労力・時間を配分するのかを決めて過ごせば良いわけです。例えば、難関校に進学するという目標があれば勉強に注力すれば良いし、クラブ活動に全力で取り組むことが目標であればそれを一生懸命やれば良いというように非常に簡単です。

 しかしながら、多くの生徒が明確な目標を持っていません。そこで、この機会に目標を定めることを薦めます。まず目標を定めて計画を立て実行する努力をしましょう。この一連の作業を身につけることは大切なことです。さらに、もし、気が変わったら計画や目標を修正・変更して良いことも忘れないようにしましょう。とは言え、毎日修正・変更はちょっとまずいかもしれないけど。