こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
晴れて穏やかな日になり、明日はもっと暖かくなるようで楽しみですが、風邪を引く人も多いようなので気をつけましょう。
塾生の多くは1年間の復習をしていますが、中1の英語で、「あなたはいつあなたのおじいさんと会うのですか」 という和文英訳の問題があって、塾生が 「会う」 に、 “see” を使うのか、 “meet” を使うのかを質問してきました。なかなか優秀な生徒です。
解答には、 “When do you meet your grandfather?” とあって、これは現在時制を使っているので、「現時点で既に確定した揺るがない未来」 を質問している状況と言ったところでしょうか。つまり、質問者は、 “you” がおじいさんに会うということを知っていて、その日時を尋ねているといった感じです。会うのか会わないのか、会うとしても予定が決まっていないのであれば、“When are you going to meet your grandfather?” などなります。
話が逸れてしまいましたが、この和文英訳では 「あなた」 は 「おじいさん」 にどこかで出くわす訳ではなく、お互いに予定して 「会う」 ので、 “meet” が相応しいことになります。
ここで “Oxford Advanced Learner’s Compass” の “meet” と “see” の関連する項を見てみます。
“meet” は、 “by chance” と “by arrangement” の場合があり、 “see” は、 “meet by chance” のみで “by arrangement” はありません。このことからも、上記の和文英訳では想定できる状況が “by arrangement” なので 「会う」 に “meet” を使う訳です。
では、二つの “by chance” と “ meet by chance” の説明の違いを見てみます。
前者は、 “to be in the same place as sb by chance and talk to them” で、後者は、 “to be near and recognize sb to meet sb by chance” です。
つまり、偶然に “meet” するというのは、たまたま会って話まですることで、 “see” というのは相手を認識するだけで話すことはないということです。
ついでに、 “meet” は初めて会うとき、2回目からは “see” と習った人も多いかと思いますが(私もそう習いました)、確かに、 “meet” に “for the first time” という項があり、その説明は、 “to see and know sb for the first time; to be introduced to sb” です。つまり、初めて会うときは、 “meet”、2回目からは、 “see” というのは挨拶のときの話で、それ以外の “meet”、“see” の使い分けは、 “by chance” か “by arrangement” か、もし、 “by chance” の場合、話したか話さなかったかで決めれば良いということです。
晴れて穏やかな日になり、明日はもっと暖かくなるようで楽しみですが、風邪を引く人も多いようなので気をつけましょう。
塾生の多くは1年間の復習をしていますが、中1の英語で、「あなたはいつあなたのおじいさんと会うのですか」 という和文英訳の問題があって、塾生が 「会う」 に、 “see” を使うのか、 “meet” を使うのかを質問してきました。なかなか優秀な生徒です。
解答には、 “When do you meet your grandfather?” とあって、これは現在時制を使っているので、「現時点で既に確定した揺るがない未来」 を質問している状況と言ったところでしょうか。つまり、質問者は、 “you” がおじいさんに会うということを知っていて、その日時を尋ねているといった感じです。会うのか会わないのか、会うとしても予定が決まっていないのであれば、“When are you going to meet your grandfather?” などなります。
話が逸れてしまいましたが、この和文英訳では 「あなた」 は 「おじいさん」 にどこかで出くわす訳ではなく、お互いに予定して 「会う」 ので、 “meet” が相応しいことになります。
ここで “Oxford Advanced Learner’s Compass” の “meet” と “see” の関連する項を見てみます。
“meet” は、 “by chance” と “by arrangement” の場合があり、 “see” は、 “meet by chance” のみで “by arrangement” はありません。このことからも、上記の和文英訳では想定できる状況が “by arrangement” なので 「会う」 に “meet” を使う訳です。
では、二つの “by chance” と “ meet by chance” の説明の違いを見てみます。
前者は、 “to be in the same place as sb by chance and talk to them” で、後者は、 “to be near and recognize sb to meet sb by chance” です。
つまり、偶然に “meet” するというのは、たまたま会って話まですることで、 “see” というのは相手を認識するだけで話すことはないということです。
ついでに、 “meet” は初めて会うとき、2回目からは “see” と習った人も多いかと思いますが(私もそう習いました)、確かに、 “meet” に “for the first time” という項があり、その説明は、 “to see and know sb for the first time; to be introduced to sb” です。つまり、初めて会うときは、 “meet”、2回目からは、 “see” というのは挨拶のときの話で、それ以外の “meet”、“see” の使い分けは、 “by chance” か “by arrangement” か、もし、 “by chance” の場合、話したか話さなかったかで決めれば良いということです。