地方公務員、早期退職の怪

　なんか最近、政治的話題が続いて申し訳ない・・・つい、おちょくりたくなるような話題が豊富なもんで・・・（笑）

　地方公務員の退職金が、任期満了でお辞めになるより中途退職した方が多くもらえる・・・あなただったらどうする？？私だったら辞めちゃう（笑）で、フリーランスになって気ままに暮らす・・・

　それが、地方公務員、しかも教員や警察官、要するに今では死語かもしれないけど「聖職」に就くもののお話だから問題になっているのです。

　それは、自分のシゴトに対するモチベーションやプライド、その他もろもろのことについて問われることになります。ただ生きるため、食べるための仕事なのか、それとも自分も含めて周りをシアワセにするためのお志事なのか・・・？

　でも、やっぱりお金が必要！だからムズカシイ。

　実は、同じようなことが国家公務員の間でも展開されようとしています。国会で疑問視されてきた公務員住宅の必要性・・・ひとえに国家公務員といってもいろんな立場の人がいるんです。山林やダムを管理するためにいる人は「こんなところに人が住んでるの？」っていうような僻地に住まなければいけない、だからその人を住まわせるための住宅が必要です。また、テロや災害など突発的な異常事態に対応するため、常に職場の近くに住まなければいけない人、そういった人たちのための特別な住宅も必用です。そのところを政府の台所の財務のお役人が国会議員に対してうまく説明できなかった。だから、国家公務員の住宅は必要ない、必要ないものは無駄遣いだから取り上げよう！なんてことになります。あるいは国家財政を捻出するため、国家公務員住宅の家賃を値上げしよう、と、そうなると、もう、こんなところにはいられない、すこしくらい仕事場から遠くてもいいから便利なところ、安いところに逃れよう・・・結果、いざという時、まっさきに駆け付けなければならない人たちが対応遅れ・・・なんてことになってしまうのです。

　政府のお役人がお好きな「抜本的」解決策を望みます。