久々にいいホテルと出会えた

久々にいいホテルと出会えた。一昨日から昨日にかけてお世話になった呉森沢ホテル．．．創業110年の老舗ながら、カビ臭さや堅苦しさは微塵も無い。普通に、じやらんネットで予約した。

私を唸らせたのは、朝食．．．！普通に和洋いずれかの膳をえらぶ。ここまでは他のホテルと変わらない。さらにバイキングコーナーがあり、ケーキやフルーツ、カレー、スパゲティー、サラダにヨーグルトにシリアルに、コーヒーにジユースに．．．が好きなだけ選べる。そこまでも他のホテルを探せばある。私が言いたいのは、その味である。先に出られた年配のご婦人も、美味しかったと言って出られたから、恐らく誰が食べても美味しいその味とは．．．

余計な味付けをしないこと。素材の味を活かせば、素材が良ければ、それだけで美味しい！そんなの手抜きだ、なんて言わないで下さい。実は、このように素材の味を活かした料理が最近、ほとんど無い。例えば、私が何度もお代わりしたポテトサラダ．．．恐らく、日本にポテトサラダが入って来た頃と変わらぬレシピと思われるその味は、マヨネーズを控えめに、余分な甘さもなく、実にポテトの味のするサラダでした。ああ、これがポテトサラダだよね！って感激．．．もちろん、出る時にこう言いました。美味しかった、と。

さて、チェックアウトで冷蔵庫の分を支払おうとすると、三品まで無料のプランになっております。と言われた。もう一品いただけばよかつた。(笑)

老舗というプライドにこだわらず、新しいシステムを積極的に取り入れ、しかし、守るべきところは守る．．．それが、多くの人から愛される理由なのでしようね。コレって人生にも通ずるものがあるなあー。