甘えの構造

　一般的に女性は男性に比べて車の運転がへたくそ、とされている・・・男性に比べて車を運転する機会が少ないから？確かに、運転していて脇道から左右を確認することなく主線に飛び込んで来るクルマのほとんどが女性の運転によるものだ。この心理やいかに？

　そこには、長年、擁護される立場だったという女性の立場がある。男性諸氏に問います。あなたは、目の前に割り込んで来たクルマに対し、どういう時に道を譲りますか？年配の女性？それとも若くてキレイなお嬢さん？たいていの男性は、ばあさんの運転に対して「あぶないな、このクソババア～」と内心思い、若くてキレイな女性には迷わず譲ると思う（笑）

　別に、私が譲られる立場にないからと言ってひがんでいるワケではない。が、そこに「私に対しては、みな、譲ってくれる・・・」という「甘えの構造」が生まれるのである。

　同じようなことが、沖縄の交通事情にも言える。信号待ちをしていると、悲しいことに信号を待てずに後方から歩道を突っ切って左折するバイクや４輪がいるのも事実である。はなはだしいのは、通勤ランをして歩道を走っている私の目の前にバイクが現れたことだ。思わず、前に座っていた子供をにらみつけた。そして、心の中でこう言った。「お父さん、あなたは子供を前にして恥かしくないんですか？」って。今度会ったら、目の前で子供を殴りつけるかもしれない。（威圧統御？？）

　それは、先述した若い女性には甘い男性よろしく、交通ルール違反者に甘い地元沖縄県警の怠慢がある。そして、それに見事甘んじて居座るココロがある・・・

　ならぬものはならぬ！早くも今年の流行語大賞に選ばれそう？な勢いですが、結構、気に入っています。このコトバ。

　断固とした毅然とした態度が沖縄の交通事情には必要だ。