へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

私との10の約束

2008-04-07 22:15:07 | 日々雑感
 最近、気になる映画に「私と犬との10の約束」がある。それにちなんで、こんなタイトルをつけてみたが・・・

 それにしても、この人はスゴイ。犬に対しても10もの約束ができるのだから・・・一応、10の約束とタイトルはつけてみたものの、私は自身に対して、せいぜい3つしか約束を果たしきれない。その3つの約束ごとも3ヶ月ごとに変えている。

 ちなみに4月から6月の自身への約束ごとのうちの一つは「読書する習慣」である。これは結構旨くいっている。電車の中、昼休み等々・・・もともと私は本好きであったのだ。

 だが、本にも相性がある。読んでいて引き込まれる本、放り出したくなる本・・・私は本は買って読む性分なので、本屋で一読し、とりあえず買う。買って相性が合わなければブック・オフにでも持って行って売ってしまう。(ま、本だから一目見て気に入れば・・・気に入らなければ人に譲る・・・なんて事ができるのだなあ・・)

 最近、相性がイイと感じた本は(以前も紹介したが)デュラン・れい子さんの「一度も植民地になったことがない日本」(講談社α新書)、成毛 眞氏の「本は10冊同時に読め!」(知的生きかた文庫)である。これらは、ただ単に本の内容が良かったばかりか、作者の他の著書を読みたい、と思わせる本であった。

 ほかに最近、はまってしまった本がある。新潮文庫の「文豪ナビ 三島由紀夫」である。私は、かなりの三島ファンである。(こう言い切るからには奇人変人扱いされるのを覚悟の上であえて言う。)何が私を虜にするのか、それは彼の美しい文体、日本人特有の美意識、どの作品にも全体に通奏低音のように貫かれた徹底した美意識にある!

 通常、本は思考が明晰な昼間に読みたいが、彼の作品だけは違う。酒をなめるように、その美しい文体を味わいたい・・・。だが、気をつけねばならない。酒も度を過ぎれば「毒」となるように、三島作品も傾倒し過ぎると「毒」に変わることを。
コメント
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