へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

おぎようかんマラニック

2008-04-13 23:19:11 | 旅とランニング
(写真はスタート・ゴール地点の「佐賀健康ランド」付近の河に渡された鯉のぼり)

 今朝は朝6時半のJRに乗って佐賀に行った。午前9時半、佐賀健康ランドをスタート、三ツ瀬村めがけてひたすら坂を上り、富士町、古湯温泉を経て佐賀健康ランド着の43kmコース。「おぎようかん」とは名ばかりで(ただし、参加賞は小城羊羹2切れ)実際にはコース変更になり小城市内は全く通らない。市内を通れば平坦でコンビニも豊富にあるのだが・・・

 実は、このコース、一部、元旦~2日の佐賀城本丸マラニックのコースとかぶっており、また、毎年10月に開催される三ツ瀬林道マラソンはじめ、かなりの回数で三ツ瀬村に通いつめてきただけに勝手知ったるコースであり、それゆえに大変さが走る前からわかってしまう・・・

 まず、スタートしてしばらくすると我々の前に観音峠が立ちはだかる。通常、「駄マラー」を自称する我々のこと、喋りながらダラダラ行くのが常識なのだが、今日は地元ランナー4名に先導をお願いしたところ、彼らがペースメーカーならぬペースブレイカーになってしまった。クルマでさえ登坂車線を2箇所設けている峠の登りを彼らは全く休むことなく走り続けるのであった・・・

 私は先日からの疲れも加わり、次第に眉間に皺が寄り、閉口した。「駄マラー」が「黙まらあー」になって、しまいには「誰も話しかけてはならぬ」と言いたくなるほど最初の登りでエネルギーを使い果たした。

 超ウルトラランナーにとってエネルギーの過大な消費は命取りである。もはやペースブレイカーと化した彼らには勝手に先に行ってもらって、残り7人でペースを維持した。

 私はどんなコースでもペースが変わらない、と言われるが、今日の私の頭の中にはモーツアルトが流れていた・・・案外、クラシックのメロディーを反芻(すう)しているとペースは乱れないのかもしれない。

 最後は、ペースブレイカーの一人、E氏が提案したコース、これがとんでもない登り坂・・・

 この大会の正式名称は「小城羊羹2食まとめてマラニック」である。昨日、今日と2日まとめて85kmのランは確かに山口県で5月に開催される「おぎようかん」ならぬ「はぎおうかん」250kmの良い練習になった。
コメント
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