生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

他人の幸せを喜ぶ心

2019-07-23 21:33:14 | 日々の暮らし

私はゲーテの言葉が好きです。 ゲーテはまだ見ぬ日本人の事を世界一旨い故郷のドイツワインの味を分かるのは日本人しかいない。 とヨーロッパで記者発表した記事を読みました。 霧に覆われたライン川の葡萄は掛川地区の霧に覆われた緑茶の繊細さが出る味と同じ。 ワインの違いも分かるはずと言っているのです。 ゴッホの影響かも知れませんが日本が好きなようです。 また、『己れの幸せは、他人が幸せになる 姿を見る事』 『一番幸福な人は? 他人の手柄を感じることができて、他人の楽しみを自分の楽しみのように喜べる人』 ともいっています。 これは、なかなかできることではありません。 神様にならないと難しいかも知れません。 しかし、分かるような気がします。 赤ちゃんの幸せそうな笑顔に、幸せをもらったり、結婚式の二人の幸せを見て、幸せな気分になったり。 ひいきの球団が優勝したり、日本選手が金メダルとったり… 人から幸せや勇気をもらっています。 たからゲーテの言葉が分かります。 自分だけの幸せはたびたびあるわけはないのだから、人様の幸せを頂いて幸せ気分になれば、いつまでも幸せでいられます。 そうすれば、人様にも幸せ気分をあげることができます。 納得してしまいました。素直な心が一番です。       合掌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仏教と社長会見

2019-07-23 00:07:40 | 日々の暮らし

お坊さんから頂いた法華経を読んでいます。 法華経とはお釈迦様が説いたありがたいお経です。 その中に日々『六つの努力』というものがあります。 1.他のためにはげみます。(布施) 2.きまりをよくまもります。(持戒) 3.がまん強くやりとげます。(忍辱) 4.つねに努力します。(精進) 5.いつも気持ちを落ち着けます。(禅定) 6.ものごとを正しく考えます。(智慧) 日々この努力をしなくてはと自戒しています。 宗の時代に首山という禅僧がいました。 首山はいつも法華経を読んでいました。 ある修行僧から仏教とは何か?と聞かれました。 首山は 『新婦がロバに乗って、姑がたずなをとっている』 ようなものだと応えたといいます。 畑仕事の帰り、慣れない仕事に疲れた新婦がロバに乗って、そのたずなを姑が引いている姿は微笑ましい。 身分が違うし、そんなことは出来ない決まりだ。 社員がグリーン車で、社長が普通車みたいな。 そういう、こだわりを捨てた自由な生き方でいいのだ。 それが、仏教なんだと。 この考えはお釈迦様がといた法華経なのです。 お経や禅の教えが知らぬ間に身についてくる気がします。 吉本興業の社長の会見は弁解ばかりで納得できないうやむやな気がしました。 平安時代の『伊勢物語』に「有りやな無しや」という言葉があり、それを漢文にした有耶無耶からうやむやができたといいます。 ジャニーズ事務所の局への圧力等も含め改革が必要ですね。 アメリカのように芸人労働組合を作るとか。 馬に乗った芸人のたずなをとっている社長の姿。 法華経の教えを思い出しました。        合掌

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする