生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

安らぎ

2020-10-31 01:45:32 | 日々の暮らし

体が疲れたら、露天風呂に入りながら澄みきった青空を見上げるんだ。
爽やかな風を肌に感じる。それが疲れた体を癒してくれる。
また、心が疲れた時には外国の諺や旧約聖書などから好きな一言を思い出す。

●明日は新しい日だ

過ぎてしまったことをくよくよ考えているよりも、明日という新しい日のことを考えるほうが気持ちが元気になる。

●悲しみは他人に話すと薄らぐ

人に心の内を話すことによって、気持ちが楽になる。楽になったぶんだけ苦しみや悲しみがやわらぐ。

●心の奥底に達してあらゆる病を癒せるのは音楽。
あらゆる病を治すのは温かい言葉だ。

音楽は心を癒してくれるが、あらゆる病を治せるのは、その人を思いやる気持ちにあふれた温かい言葉である。

●心の楽しみは良い薬である。

楽しいことというのは、それ自体が心を癒す薬となる。

●最大の富は、わずかなものに満足できる心のことである。

わずかなものに満足できるといつも心が満たされるので、そう感じられることが最大の富と言える。

●空(から)の器がもっとも音をたてる。
(イギリスの諺)

内容のない者ほど、口でギャアギャアと騒ぎたてる。

●世界は苦難に満ちている。
また、それを乗り越えることにも満ちている。
(ヘレン・ケラー)

●深い谷に水を満たすことはできても人の心を満たすことは難しい。

●「必要があればあるほど拒まれるものが忠告」
(レオナルド・ダ・ビンチ)

心に響く言葉がありますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

報い

2020-10-30 05:23:59 | 日々の暮らし
「お前がいつの日か出会う禍(わざわい)は、お前がおろそかにしたある時間の報いだ。」
(ナポレオン)
この言葉にドキとします。手を抜いたときやひと手前しなかった時、後でその報いが来ました。どんな仕事にもどのような行いにも手を抜かず、ひと手前をするよう努力しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トラブル

2020-10-28 09:39:19 | 日々の暮らし

「人生の半分はトラブルで、残りの半分はそれを乗り越えるためにある。」
(リンゼイ・アンダーソン、アメリカの映画監督)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の魂

2020-10-28 00:33:07 | 日々の暮らし

高齢期に入ったら過ぎ去った季節のことを懐かしむのでなく、暖房を入れて冬の寒さをまぎらわそうとしたりしないでむしろ進んで冬の魂、冬の命に触れよう。
冬は冬だけが持つ宝があるからだ。
高齢期に入ってのみ味わえる深さと、厳しさと静けさを楽しもう。
人間は、青年時代は「肉体」で世界を捉え、壮年時代は「心と知」で世界を捉え、老年時代は「魂」で世界をつかまえるという。辛いだろうが「人生の冬」をしみじみ味あおうと冬の魂に呼び掛けたよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慈悲の衣

2020-10-26 03:50:55 | 日々の暮らし

中国の古典で作者不詳の言葉に

「生年(せいねん)は百に満たず常に千歳(せんざい)の憂(うれ)いを懐(いだ)く。昼は短く夜の長きに苦しむ何ぞ燭(しょく)をとって遊ばざる」。があります。

生きられるのはせいぜい百年に過ぎない。それなのに千年先のことまでも心配している。昼は短く、悶々とする夜は長い。いっそのこと、灯りをつけて、夜通し遊ぼうではないか。不安や苦しみで寝つかれない夜はあるものだ。眠れない夜は、暗いことではない、明るいことを考えればよい。誰にもあるものです。不安や苦しみ。それが人生なのです。だからそんな時こそ遊んだり、楽しいことを考えていれば乗りきれるものです。月を眺めて下さい。月明かりは仏様の明かりで照らしている。これを「慈悲の衣」といいます。気を楽にすることの大切さを説いた言葉です。
巨人軍の原監督が父親から言われた言葉に悩んで寝つかれないときは椅子に座り明かりをつけてみろ。たいした悩みではないことに気づくからと。
心が少しでも楽になりますように。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする