生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

除夜の鐘

2016-12-31 05:13:06 | 日々の暮らし
書『鳥福』
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除夜の鐘

2016-12-31 04:14:02 | 日々の暮らし
一年も今日で終わりの
大晦日になりました。

今年も何かとありましたが、

神社仏閣教会を含め、よい出会いに恵まれた1年でした。

私自身心に響く言葉にもたくさん出会いました。

一年間お付き合いして頂き

本当にありがとう

ございました。

今日は背中で

亡くなった父の命日です。

まだまだ、

修行が足りぬ!

と軍人魂の厳しい父の

声がいまだに聴こえて

来ます。

108の煩悩を除夜の鐘

で払って



新年を迎えたいと


思います。


来年は酉年

皆様に福が来ますように


魂を込めて書いた


「鳥福」を


送ります。


合掌
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十戒と合掌

2016-12-30 02:40:28 | 日々の暮らし
今年もあと2日となりました。

私共の仕事は休みなどないので、大晦日も正月もありません。
面会が多い分、何かと忙しくなります。

年内で沢山のスタッフがやめるので、1月からは大変な仕事量が待っています。


来月のシフトが2日前に渡されました。

同業者やお店の営業の方も大変ですね。

身体に気をつけて頑張ってください。

さて、今日は「十戒と合掌」について再度話したいと思います。

人の心は鬼になったり、仏になったり揺れ動くものです。

それを、両手の指に表し合掌しています。


手のひらを上にしてください。

〈左手(凡人・迷いの世界)〉
①小指を地獄界(人を責め憎む)

②薬指を餓鬼界(欲求不満のかたまり)

③中指を畜生界(弱肉強食の世界)

④人差し指を修羅界(争い好きな世界)

⑤親指を人間界(苦しみや悩みの多い世界)

⑥右手の小指(幸せいっぱいの有頂天になってしまう世界)

右手の小指までを、
迷いの世界で
『六道に迷う』と言われています。


〈右手小指以外を(悟りの世界)〉

⑦薬指を声聞界(しょうもんかい)。

説法の声を聞いて道理を悟ること。

⑧中指を縁覚界(えんがくかい)。

自然界の動きをみて、この世は縁によって生まれ、縁によって滅びるものと悟ること。

⑨人差し指を菩薩界。

大衆の苦しみや悩みを救い悟りの世界に引き入れ努力すること。

⑩親指を如来界(にょらいかい)。

すべての執着がなくなり、永遠の宇宙の心となること。


人の心は、この10界を絶えず出たり入ったりしています。

迷いの世界にいる左の手である凡人は、

悟りの世界に住む右の手である仏様に近づくために、

いつも心がけ手を合わせて

祈る姿を

合掌というのです。


「右ほとけ

左はわれと

合わす手の

中ぞゆかしき

南無大師」

今年1年皆様と共に

修行できたことに

感謝しています。

来年も


佳い年でありますように


合掌
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パイオニア植物

2016-12-28 03:41:54 | 日々の暮らし
来年の酉年の施設内展示書作品を飾って来ました。


私の作品はお守りのように魂を注入した

メッセージ作品です。


感じる人にはゾクゾクと感じると思います。

さっそく、廊下を通ると、あるおばあさんが

手を合わせていました。

何かを感じているのでしょうか。

私の作品だから魂があるのではないのです。

例えば、誰もが年賀状を書くとき、心を入れて書きます。


貰った人はありがたさを感じるのと同じです。

心を入れて行うものには、全て魂が入るものです。

昨日訪問介護でお年寄りの家に行きお掃除をして来ました。

二階の畳の間の部屋の拭き掃除をしていたら

、ゾクゾクとしました。

天井に笑っているおばあさんを見つけました。

ご先祖様がお礼をしているのでしょうか。

魂を入れたお掃除に、
答えてくれたのだと思います。


さて、年の瀬になりました。

早いものです。

今年もあと4日で終わりです。

来年もよい年に。


または来年こそは
よい年にしましょう。


そのような意味を込めて、お釈迦様の最後の言葉を紹介したいと思います。

『さあ、修行僧よ。

お前たちに告げよう。

もろもろの事象は、

過ぎ去るものである。

怠ることなく、

修行を完成させなさい』。

人の世は諸行無常。

あらゆることは、移り

変わっていくものだから、

今なすべきことを日々

怠るなかれ。

と喝破したといいます。

今なすことをする。

これが、修行だとおもいます。

深夜ラジオから、

出発する南極観測隊の女性植物学者の言葉に心惹かれました。


南極には、音がない。

たまに氷が

ビシ!と

割れる音がするだけ。


自分の胸の鼓動が聴こえたりする

また、匂いもない。

土も、生き物もないと

匂いはしないものと

感じた。

そのため、感性が研ぎ

澄まされる所と感じた。


北極は温暖化で、2年で50メートルの氷が溶けている。

北極は高山植物が

平地一面に生えている所がある。

それは、氷河に生える植物があり、

それが枯れて土壌になる。


次に生える花々の土になっているからだ。


その花のことを

『パイオニア植物』

と呼んでいる。


素敵な花に出会いました。

私達も修行して

パイオニア植物の

ようにならなければと


感じました。



今日の気づきになれば



合掌
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良寛と聖フランチェスコ

2016-12-26 04:18:49 | 日々の暮らし
1時に起きて書作品を描いています。

私は書を描いている時は、自分は

アーチストなんだな!

と実感しています。

自由な書風が

頭に浮かび

絵のように

字を崩して

描いているからです。


墨が切れたので、深夜コンビニに行って墨汁を買おうとしたらオーナーがいて、
取り寄せてない。

筆ペンならありますだって。

ガックリ

そうか、

とウヰスキー買って帰った。

まあX'MASだからいいか。
(訳の分からない納得)

てなわけで、墨をあまり使わない筆と字を考え書き上げました。


奥まった暗い雰囲気のするフロアには

明るく力強い字、

明るいフロアには

のんびり間の抜けた字


をイメージして描きました。


酔ってきちゃった。

筆休めで

仏教とキリスト教の本を読んでいます。

仏教は月を表し、
キリスト教は太陽を賛美している。

お互い背中合わせに全く違う光をみているが、
しかし、仏教は太陽の光が月に当たった月光を眼にしているのだから、同じ真理の光を見ているのだ。

良寛と聖フランチェスコの驚くべき相似は、

仏法とキリストの神の繋がりを実証している。

中世に生きたフランチェスコと江戸時代の極東の鎖国時代の日本に生きた良寛の鋭い眼力と視野の広さや、

二人に共通する女性信徒の育成と清貧にもめげず、庶民の為に生きた勇気に私共は気づき敬意を覚えずにはいられない。  
(フランス国立科学研究所)


『浮き世を捨て我が身を捨てて迷いのない僧となり、

月や花を友として残された人生を送っている。

雨が晴れ、雲が晴れて、あたりの大気もさっぱりした。

心がすがすがしくなり、あらゆる物もみなすがすがしい。

わが宿を訪ねて来ませ
あしびきの
山のもみぢを手折(たを)りがてらに』

(良寛)

夕暮れに、岩の間を落ちる滝の音がしなく
なったのは、高い山の頂上に降る雪が、きっと降り積もっているからであろう。


と、自然に抱かれて

生きる安堵の思いを

述べています。

良寛1831年1月6日午後4時没74歳。

今日は夕方から夜勤に行きます。


合掌





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