生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

天真爛漫

2023-02-28 06:27:04 | 日々の暮らし

明日から三月です。
心新たに過ごしたいと思います。
さて、論語は紀元前600年に孔子が説いた言葉で厳格な道徳心を述べています。
日本人は孔子より前の老子の思想の方が合っているのではと思えてなりませんでした。
すると、嬉しい言葉を見つけました。
偉い学者さんが、孔子と老子の比較をしていました。
孔子は二宮金次郎の生き方。
生真面目な努力型。
老子は天真爛漫に生きた良寛型。
この批評を見て納得しました。
うまいこと言う!と拍手しました。
そこで、老子の言葉を幾つか紹介します。
「気にしない」
悪口を気にするのは、自意識が強いからだよ。
誰もそんなに注目しているもんか。
要するに、うぬぼれやさんなんだ。
だから人の悪口など、気にしない、気にしない。

「愚か者」
満杯のコップにいくら水を注いでも、こぼれるばかりだ。
これは愚か者のやること。
新しい水が欲しいなら、一度捨ててしまわないと。
「大器晩成」
本当に偉大な人は、大成するのが遅く、この上ない大きな音は、かえって聞こえないものだ。
ましてや、天空にひろがる大きな形はあまりにも大きすぎて人の目には見えない。
わかりにくいもの、目に見えないもの、本物はそこにあるんだよ。
「聖人とは」
あれも知りたい、これも知りたいと、世間の人はわざわざ遠くへ行くが、遠くへ行けば行くほど、分からなくなるものなんだよ。
とかく人は、幸せはどこか遠くにあると思っているが、どこかへ出かけたってダメさ。
だって幸せは自分の足下にあるんだもの。
これが分かる人を聖人というんだよ。
天真爛漫の老子と良寛、アシジのフランシスコは人生の私の師です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歓びの涙

2023-02-27 02:51:57 | 日々の暮らし

「知恩報恩(ちおんほうおん)」昔の人は生命は恩によるもの。
衆生(生きているすべてのもの)や親により積もり積もって今日に至ったものなので恩を知り、それに報いることは人の本分であるという意味の言葉です。

この気持ちが神仏に向けられた時、宗教心となります。
宗教心とは感謝と相手を大切にすることです。
特に日本人の宗教心を表現したと言われている歌があります。

「なにごとおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる」
    (西行法師)

ここにどのような神がいらっしゃるのかは存じ上げないが、身にしみるようなありがたさがこみ上げてきて、思わず涙がこぼれてしまった。
松尾芭蕉が尊敬した西行法師が伊勢神宮に参詣した際に詠んだとされる歌です。
私も教会で突然躰が震え涙が止まらなくなったことがあり思わず床に膝まずきました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極楽と地獄の別れ道

2023-02-26 12:41:51 | 日々の暮らし

(2016年の投稿より)
京都府舞鶴市の西国
第29番、青葉山 
松尾寺にある人生訓を紹介します。

『幸福への道』
早起きする人、熟睡できる人
感謝して真剣に努力する人
仕事を趣味に能率を計る人
義務も責任も進んで果す人
時間を守る人、礼儀正しい人
頼もしい人、融和を計る人
人も自分をも尊敬できる人
常に反省し素直に改める人
何事も善意に解釈する人
注意深い人、決断の早い人
身心の健康を心掛ける人
質素で金を活かして使う人
孝心深い人、恩に報いる人
親切で人の為によく尽くす人
良心と優しい愛情に満ちた人
恥を知る人、偽りのない人
信念に撤した人、辛抱強い人
どんな苦難も悠々と耐える人
生き甲斐を求め精進する人
夢と希望に笑顔で生きる人

『不幸を自分で造る人』
心の暗い人、不愉快に暮らす人
絶えず不満や愚痴の多い人
やる気がなくよくサボル人
無責任な人、法規を守らぬ人
時間も「物」も無駄にする人
陰口が多く人の和を乱す人
卑下する人、自信なく焦る人
信仰心がなく自我の強い人
神仏に無理な願いをする人
心が狭くすぐ腹を立てる人
暴飲暴食自分を粗末にする人
お金を浪費し賭事をする人
悪友も道楽暇も多すぎる人
公徳心なく迷惑を掛ける人
利己的で自分本位の人
迷いも取り越し苦労も多い人
欲の深い人、自惚れの強い人
依頼心の強い人、苦労に負ける人
義理より権利を主張する人
貴重な一生を無為に過ごす人

以上のように、考え方や取り組み方で、幸、不幸、極楽と地獄にわかれると述べています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

恋から愛へ

2023-02-26 02:28:38 | 日々の暮らし

「愛は真心。
恋は下心。」
(日本の格言)

「恋が着せ、
愛が脱がせる。」
(伊勢丹のポスター)

恋すると着飾って美しく見せようとする。
愛に発展すると、ありのままの姿になる。
愛とは大切にするという意味が日本にはある。
着飾らないあなたを愛しています。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご報告

2023-02-25 13:24:04 | 日々の暮らし

3月で特別養護老人施設(特養)を退職することになりましたと前にご報告しました。
17年よく勤めたものだと再就職活動して、2ヵ所決まりました。
定年は自分で決めてください。
それまで昇給します。
とても良い条件でした。
すると、今月ケアマネが妊娠して産休で来月から休みになり究極ケアマネ依頼されました。
産休だけケアマネする人はいません。
前回も新館の100人を担当しました。
今回は本館100人の担当です。
いま本館勤務していますので、スタッフも利用者も懐かしい人ばかりです。
そういう訳で新しい就職先は丁重にお断りしました。
1年後機会あればお願いします。
これも奇跡でしょうか?
神の導きははかりしれません。
何が起きるか神のみぞ知る。
まずはご報告まで。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする