生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

お変わりありませんか?

2017-03-31 02:55:18 | 日々の暮らし
昨日はケアマネになって、少し余裕ができたので書道具ぶら下げて各ユニットを回りました。

「お変わりありませんか?」

ベッドからすぐ車椅子に移乗し、

トイレに行っては転倒骨折しているおばあさんの所に行きました。


お部屋の壁に

「必ずナースコール押して、職員と一緒に行きましょう。」

トイレには、

「○○さん立ち上がらないで、職員を呼んでください」


等と筆文字で書いてみ
ました。

今のところ、読んでいる時間があるので、

かけつけても間に合うようです。(良かった)


違うユニットに行きました。

少し目が不自由なおばあさんが入って来ました。

声かけしたら、桜が見たいといいました。


半紙に
「花見」と

一緒に書こうとした時、

娘さん夫婦が来て、
お母さんが書を書く姿に感激して、何枚も写真を撮っていました。

書いている姿や、作品を持って満足そうにしている姿に家族も嬉しそうに帰りました。


施設の廻りにも桜が咲いたら観に行けるでしょう。


回りの人も書きたいと言い出して、


お習字教室になりました。

墨が残ったので、

新聞紙に

「桜満開

幸せ一杯

今日も一日


感謝」


と書いて墨が切れた

ので丸めて捨てようとしたら、

皆が捨てないで!

と叫ぶので

見せたら

手を合わせるのです。


仕方ないから

ドアの横に新聞紙を

貼って来ました。

何か申し訳ない。

毎朝ながめて合掌するんだって


やだなあ!


綺麗な和紙に書いて

あげたいな。



書道具ぶら下げて歩く

、ケアマネはいかが?

あなたの所にも

参りますよ。


合掌
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幸せはどこに

2017-03-30 03:16:23 | 日々の暮らし
各フロアーを廻ると、いろんな人に出会います。

気難しく得意気に論語を暗誦しているおじいさんがいました。

昔の教育で覚えさせられたのでしょうね。

論語は紀元前600年に孔子が説いた言葉です。

厳格な道徳心を述べているので、武士道や軍隊に使われたようです。

私は昔からこの論語には馴染みませんでした。

例えば、「義を見て為さざるは勇なきなり」
という言葉の意味は、

正しいことだと分かっていながら、やらないのは、勇気がないからだ。

何か叱られているように思いませんか。


生真面目で、書道で言えば楷書体の厳格さを感じます。

孔子は儒教思想といいます。

その50年前に出たと言われる道教思想の老子が私は大好きです。


自然体で力まず、水の流れのような思想だからです。

私は日本人は老子の思想の方が合っているのではと思えてなりませんでした。


すると、嬉しい言葉を見つけました。

偉い学者さんが、
孔子と老子の比較をしていました。

孔子は二宮金次郎の生き方。

生真面目な努力型。


老子は天真爛漫に生きた良寛型。

この批評を見て納得しました。

うまいこと言う!
と拍手しました。

私は良寛さんや
良寛地蔵と呼ばれていますから

それで、老子がしっくりくるのだと感じました。


そこで、老子の言葉を幾つか紹介します。

「気にしない」

悪口を気にするのは、自意識が強いからだよ。
誰もそんなに注目しているもんか。
要するに、うぬぼれやさんなんだ。

だから人の悪口など、
気にしない、気にしない。


「愚か者」

満杯のコップにいくら水を注いでも、こぼれるばかりだ。
これは愚か者のやること。

新しい水が欲しいなら、一度捨ててしまわないと。


「大器晩成」

本当に偉大な人は、大成するのが遅く、
この上ない大きな音は、かえって聞こえないものだ。

ましてや、天空にひろがる大きな形はあまりにも大きすぎて人の目には見えない。

わかりにくいもの、

目に見えないもの、

本物は

そこにあるんだよ。


「聖人とは」

あれも知りたい、これも知りたいと、世間の人はわざわざ遠くへ行くが、

遠くへ行けば行くほど、分からなくなるものなんだよ。

とかく人は、幸せはどこか遠くにあると思っているが、

どこかへ出かけたってダメさ。

だって幸せは

自分の足下にあるんだ
もの。

これが分かる人を

聖人というんだよ。


老子と良寛と私と

三人で酒飲みながら

語れる日が来ますように。


今日の佳き日に


合掌







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時の運

2017-03-29 04:40:55 | 日々の暮らし
昨日は温かい天気だったのに、夕方から雨にうたれて帰って来ました。


でも、濡れるのも気持ちの良いものです。

天の恵みで体を浄めて頂くのですから。

これも、「時の運」なんですから。

懐かしい言葉を思い出してしまいました。

日常にある風景から

運気をアップすることができるといわれています。


最近運が悪い!

という人がおります。


参考になれば。



桜や新緑、紅葉、朝日

、夕日、星空、風、雨

等からも

時の運(チャンス)を

貰うことができます。


朝日には、

成長と発展の運気、

夕日には、

金運の運気、


星空には、

幸運の運気があるといいます。



季節や景色からパワー

をもらいましょう。



部屋に音楽を流したり

、風を入れたり、

良い言霊を口にしたり、

大地のエネルギーが

凝縮している温泉から

も運を頂く事ができます。

その時の悪い方向も

あると聞きます、

自宅から35㎞以内の

温泉が運気が良いと

いいます。


シーツや枕カバーを変えるのも良い運気を

呼ぶといいます。


参考にしてみてください。

心の持ちようで


時の運を


味方にしましょう。


気持ちよく


楽しいと



心が感じる事が


一番です。


今日も楽しい一日で



ありますように。



合掌
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花明かり

2017-03-28 05:17:31 | 日々の暮らし
ケアマネをして、1ヶ月が経ちます。

月15人位のケアプランを作って来ました。

ケアプランはその人、その人の介護契約書を作るので、

その人に合ったもの。

趣味から考え方、生き方、希望などを汲み取ったプランを作らねばと悩みながら取り組んできました。

まだまだ未熟ですが、少しずつそれが入れられたらと思っています。

短い文面にその言葉が入れられたらと。

例えば、桜を観ることが大好きなお母さんのプランに、

「元気になって、近く

の公園の満開になった

桜を観に行けるように

なりたい」


という目標を入れます。

その為には、長期目標

、短期目標を具体的に

箇条書きにあげて行きます。


現場の介護士、リハビリの作業療法士、管理栄養士、看護師、家族、本人の考えなども入れて作り上げます。

血が通ったプラン。

現場もそれに気づき、その人を励ます声掛けの役になればと。


そこに、私の個性を入れたいと、思ってしまう「悪い癖」がでてしまう。

明治生まれの人には、明治の言葉を。

大正生まれの人には、大正の言葉を。

昭和生まれの人には
昭和の言葉を。



できたら、その人の

生まれ育った地方の

「方言」や、

本人の座右の言葉とか

混ぜた文章に。

温かいプランを

作りたいと。

さて、4月ももうすぐですね。

4月になると思い出します。

どの家もはじまります。

布団や着物の綿を入れ換える時期に。

「綿抜き」「衣替え」。

布団や着物の綿を入れ換える事から、

生まれた言葉。

母やおばあちゃんの手助けした事が懐かしく思い出します。

布団の端の綿を持っていたり、足で踏んでいたりして。

綿は伸びるんですね。

幾重にも綿を重ねて布団を作っていました。

その布団を東京の下宿に持って行き、

母や

ばあちゃんに感謝したものです。


今は

羽毛の時代だから

死語になるのかなあ。



桜の花は夜でも

ほのかに明るく

感じますね。

人を引き付ける

オーラ

があるからだといいます。


世阿弥が使いだしたという

「花明かり」


「花がある人」

という言葉。

素敵な言葉だと思います。


今年もお花見ができる


喜びを


感じています。


あと何度


観られるだろう!


今日も花明かりの


オーラがある日で


ありますように。


合掌





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花明かり

2017-03-28 05:17:10 | 日々の暮らし
ケアマネをして、1ヶ月が経ちます。

月15人位のケアプランを作って来ました。

ケアプランはその人、その人の介護契約書を作るので、

その人に合ったもの。

趣味から考え方、生き方、希望などを汲み取ったプランを作らねばと悩みながら取り組んできました。

まだまだ未熟ですが、少しずつそれが入れられたらと思っています。

短い文面にその言葉が入れられたらと。

例えば、桜を観ることが大好きなお母さんのプランに、

「元気になって、近く

の公園の満開になった

桜を観に行けるように

なりたい」


という目標を入れます。

その為には、長期目標

、短期目標を具体的に

箇条書きにあげて行きます。


現場の介護士、リハビリの作業療法士、管理栄養士、看護師、家族、本人の考えなども入れて作り上げます。

血が通ったプラン。

現場もそれに気づき、その人を励ます声掛けの役になればと。


そこに、私の個性を入れたいと、思ってしまう「悪い癖」がでてしまう。

明治生まれの人には、明治の言葉を。

大正生まれの人には、大正の言葉を。

昭和生まれの人には
昭和の言葉を。



できたら、その人の

生まれ育った地方の

「方言」や、

本人の座右の言葉とか

混ぜた文章に。

温かいプランを

作りたいと。

さて、4月ももうすぐですね。

4月になると思い出します。

どの家もはじまります。

布団や着物の綿を入れ換える時期に。

「綿抜き」「衣替え」。

布団や着物の綿を入れ換える事から、

生まれた言葉。

母やおばあちゃんの手助けした事が懐かしく思い出します。

布団の端の綿を持っていたり、足で踏んでいたりして。

綿は伸びるんですね。

幾重にも綿を重ねて布団を作っていました。

その布団を東京の下宿に持って行き、

母や

ばあちゃんに感謝したものです。


今は

羽毛の時代だから

死語になるのかなあ。



桜の花は夜でも

ほのかに明るく

感じますね。

人を引き付ける

オーラ

があるからだといいます。


世阿弥が使いだしたという

「花明かり」


「花がある人」

という言葉。

素敵な言葉だと思います。


今年もお花見ができる


喜びを


感じています。


あと何度


観られるだろう!


今日も花明かりの


オーラがある日で


ありますように。


合掌





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