生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

仏教と社長会見

2019-07-23 00:07:40 | 日々の暮らし

お坊さんから頂いた法華経を読んでいます。 法華経とはお釈迦様が説いたありがたいお経です。 その中に日々『六つの努力』というものがあります。 1.他のためにはげみます。(布施) 2.きまりをよくまもります。(持戒) 3.がまん強くやりとげます。(忍辱) 4.つねに努力します。(精進) 5.いつも気持ちを落ち着けます。(禅定) 6.ものごとを正しく考えます。(智慧) 日々この努力をしなくてはと自戒しています。 宗の時代に首山という禅僧がいました。 首山はいつも法華経を読んでいました。 ある修行僧から仏教とは何か?と聞かれました。 首山は 『新婦がロバに乗って、姑がたずなをとっている』 ようなものだと応えたといいます。 畑仕事の帰り、慣れない仕事に疲れた新婦がロバに乗って、そのたずなを姑が引いている姿は微笑ましい。 身分が違うし、そんなことは出来ない決まりだ。 社員がグリーン車で、社長が普通車みたいな。 そういう、こだわりを捨てた自由な生き方でいいのだ。 それが、仏教なんだと。 この考えはお釈迦様がといた法華経なのです。 お経や禅の教えが知らぬ間に身についてくる気がします。 吉本興業の社長の会見は弁解ばかりで納得できないうやむやな気がしました。 平安時代の『伊勢物語』に「有りやな無しや」という言葉があり、それを漢文にした有耶無耶からうやむやができたといいます。 ジャニーズ事務所の局への圧力等も含め改革が必要ですね。 アメリカのように芸人労働組合を作るとか。 馬に乗った芸人のたずなをとっている社長の姿。 法華経の教えを思い出しました。        合掌

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