生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

幸福の七カ条

2021-12-31 21:22:20 | 日々の暮らし

今日は父の命日です。急変して病院まで背負って行きましたが途中大量の血を吐きながら私の背中で亡くなりました。
これが本当の守護霊でしょうか。
さて、大晦日に水木しげるさんの『幸福論』のなかで、「何十年にもわたって世界中の幸福な人、不幸な人を観察してきた体験から見つけ出した「幸せになるための知恵」。
『幸福の七カ条』をご紹介させていただきます。
第一条 現代には悲壮な顔をして歩いている人が多すぎる。 それは成功や栄誉という亡霊に憑り付かれているからではないか。
成功するにこしたことはないが、成功なんて時の運、成功しなくても全然OK!
水木さんが漫画で食えるようになったのは、四十過ぎてから。
水木さん自身、成功したなんて少しも思っていない。
成功しなくてもいいんです。全身全霊で打ち込める事を探しなさい。
第二条 しないでいられないことをし続けなさい。
『成功しなくても楽しめること』それは、『しないではいられないこと』。
打ち込めるものを真剣に探しても見つからない、という人は多いと思います。 大切なのは好奇心。
なにか好奇心がわき起こったら、そのことに熱中してみる。そうすれば、『しないではいられないこと』が見つかってくる。
子供の頃は、誰もが、好きなことに没頭して生きてきたはず。
初心に帰って、仕事にあらためて喜びを見出すのもいいし、ずっとやりたかったのに我慢していた趣味をやってみるのもいい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
自分の好きなことに専念するためなら、周囲の目や評判を気にして「世間のルール」に合わせようなどとしてはいけない。
奇人変人になってもいい。いや、むしろ、奇人変人になるべきだ。
その証拠に、世界の奇人変人には幸せそうなひとが多いではないか。
慌てず騒がず、ひたすら自分の道を進めばいい。それでこそ本当に幸せになれるというものだ。
第四条 好きの力を信じる。
水木さんは、漫画の世界にはいって60年以上。
たくさんの賞や勲章を受賞しているが、そんなことよりも大好きな漫画の世界でこれだけ歩いてこられたことの方がよほど幸せなことだと言っている。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
「努力は人を裏切る」。
努力したって成功するなんて保証は何もない。むしろ失敗する可能性のほうがはるかに高い。水木さんはそう言い切る。
じゃあ努力なんて無駄じゃないか!とはならない。
好きの力を信じ、しないではいられないことをし続けていれば、努力すら楽しい。努力そのものが喜びに満ちている。
第六条 怠(なま)け者になりなさい。
もちろん、若い頃は必死に努力することが必要。
しかし、中年を過ぎたら怠けることを覚えるべき。努力に結果は、なかなか追いつくものではありません。
続けるためには、怠けることも必要なんです。
迷った時には立ち止まってもいいんです。
第七条 目に見えない世界を信じる。
水木さんが、こういうと、妖怪や宗教なんかに見えるかもしれませんが、そうではありません。
この世には物質的な価値観ではとらえきれないものがあり、それこそがひとの心を豊かにしてくれるということです。
本当に大切なことは、目には見えない。
この言葉が大好きです。
来年も良い年をお迎え下さい。
一年ありがとうございました。
        感謝

 

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悩みとともに

2021-12-30 02:39:40 | 日々の暮らし

人はみな悩みながら生きるものです。
徳川家康だって、武田信玄にこてんぱんに敗(やぶ)れて、必死で逃げたといいます。
(馬上でうんちをもらした怖い体験)
その自画像を絵に描かせて、生涯の戒めにしたといいます。
忠臣蔵の大石内蔵助も、はやる気持ちを抑えるようにと、寺の住職にさとされたといいます。
討ち入り(12月14日)の前日、寺の住職に泣ける礼状を出していました。
誰もが悩みながら生きていた証です。
だから、あなたも悩むのは当たり前です。
「人生は苦痛であり、人生は恐怖である。
だから人間は不幸なのだ。
だが、人間はいまでは人生を愛している。 それは苦痛と恐怖を愛するからだ。」
(ドストエフスキー)

「七転八倒」つまづいたりころんだりするのが人生。(禅語)
悩まぬ人生などない。
そう考えれば少し楽になりませんか。
本当に1年お疲れ様でした。皆様のお陰で乗り越えることができました感謝しています。
合掌   アーメン

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門松

2021-12-29 04:37:26 | 日々の暮らし

「門松(かどまつ)は冥土(めいど)の旅の一里塚めでたくもあり
めでたくもなし」
    (一休禅師)

正月になって門松を立てれば、また一つ年を取って、死に近づくのだということ。
お年寄りは門松にはこのような思いを抱いているのでしょうね。
正月らしさが薄くなった今では気分的にも重要な日本のクリスマスツリーですね。
お互いひとつ歳を頂きましょう。

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神の力

2021-12-28 02:52:16 | 日々の暮らし

「子どもは、憎しみの中で育つと人と争うことを学ぶ。
子どもは、辛抱強さを見て育つと耐えることを学ぶ。
子どもは、ほめられて育つと人に感謝するようになる。
子どもは、まわりから受け入れられて育つと世界中が愛であふれていることを知る。」
(「子どもは大人の鏡」より抜粋)
私は子どもの時からずっと不思議な体験をした。
人は神の力を借りなければ生きることができないことを知った。

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武士の言葉

2021-12-27 03:59:27 | 日々の暮らし

武士(サムライ)の言葉に「七息思案」(なないきしあん)があります。物事は七回の呼吸の内に判断せよ。という教えです。
いつまでも煮えきらず優柔不断を戒めた言葉です。
七回の呼吸も長いものです。
瞬時に決断する事が大切との意味です。
「溝(みぞ)をばずんと飛べ危うしと思えばはまるぞ。」
    (沢庵和尚)

ちゅうちょする心を戒めています。
It‘s now or never.
(いまを逃すな)
チャンスはそうないもの。
サッカーでゴールキックするチャンスはそうないもの。
それを逃すな!
と言えば実感わくかも。
私は直感を大切にしていますよ。

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