「旅に出よう
人生の旅へ
その道は遠い
そして気づくだろう
自分自身の心の故郷に向かっていることを
誰が風を見ただろう
人生の風も見えはしない
けれど草や木々が頭を下げるとき
風を感じる
人生の旅も感じるものだ
魂よ故郷に帰れ。」
(亡き弟への追悼文)
私も死んだら故郷に帰ろう。
それまでは旅人でいよう。
私の旅は終わりのない旅だから。
「旅に出よう
人生の旅へ
その道は遠い
そして気づくだろう
自分自身の心の故郷に向かっていることを
誰が風を見ただろう
人生の風も見えはしない
けれど草や木々が頭を下げるとき
風を感じる
人生の旅も感じるものだ
魂よ故郷に帰れ。」
(亡き弟への追悼文)
私も死んだら故郷に帰ろう。
それまでは旅人でいよう。
私の旅は終わりのない旅だから。
大和物語より、平安前期の歌人に「素性(そせい)法師」がいます。
この人は小野小町の恋人と言われている僧正遍昭の子供です。
父は出家して花山という寺に住んでいました。
父に会いに寺を訪ねたところ、父から「法師の子は法師になるのがいい」と言われて、無理やり出家させられてしまいました。
しかし、京に好きな女がいたのです。
その傷心の彼は比叡山の僧坊で暮らしていました。
ある日、法事でやって来た彼女の兄の衣の襟にこっそり歌を書き付けたといいます。
のち、「古今集」の先駆者となって深い心情を美しく詠んだといいます。
『今すぐ行きましょう』と言うあなたの言葉を信じて待っていたのに、有明の9月の長い夜の月が出て来ました。
この歌は彼女との哀しい思い出の歌なのでしょう。
「傷心の時、美しい言葉が生まれる。」
いつの世までも感銘を与えるものです。
こんな暑い陽射しの中で一人おばあさんが畑仕事をしている。
ご苦労さまと胸が熱くなった。
「白雲自(おの)ずから去来す」。
夏の暑い日差しを受けながら畑仕事をしている。
太陽をさえぎる雲もなく、その暑さにじっと耐える。
遠くの方に白い雲が浮かんでいる。
早くあの雲がこっちに来ないかなあ、雲が来るまで仕事をやめようと考えたりする。
しかし、その雲は自分の所には来ないかもしれない。
雲が近づくまで待つのではなく、今すべきことにひたすら取り組むと、知らぬ間に雲がやってくる。
雲とは運のこと。
一生懸命に今やるべきことをやる。
そうすれば運は必ず巡って来るという意味の言葉です。
雲を追いかけても捕まえることはできません。
あのおばあさんは、皆様なのだなあと思いましたよ。
いまのあなたを応援しています。
「喫茶喫飯(きっさきっぱん)」お茶を飲む時はただ飲むことだけに心を集中させる。
ご飯を食べる時には、食べることだけに集中する。
「今」に集中するという意味です。
再び新たな勉強を始めました。
勉強に集中します。