昨日姉の見舞に柴又帝釈天の近くの亀有に行きました。姉は私を見てニッコリ笑ってくれました。声が出ないので泣き出しそうな顔をしました。
私を覚えていたので安心しました。
そして、弟が入院している西新井大師にある病院に行ったら、弟は病院を脱走していなくなったとのこと。
点滴だけにストレスがたまり治療に不信感を抱いたようだとの医師から説明がありました。
このままでは半年もたない。兄さんから説得して再入院させて欲しいとのことでした。
夕方弟が住むマンションを探し回りたどり着きました。
すっかり痩せていた弟に、生きる力が出るようにとお粥や栄養剤の流動食をすするように食べさせ、諦めないで治るから早く病院に戻るようにと説得して帰ってきました。
姉も若いとき心臓手術前日に脱走したことがあるので、私の兄弟は病院泣かせかもしれない。
『苦とは』
生きていくこと。
老いること。
病にかかること。
死から逃れられないこと。
苦とは誰も逃れることができないことなのです。
ですが、私はこの世で苦を癒してくれる力があるのは、神と自然と救いの言葉だと思っています。
『わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、
桃いろのうつくしい
朝の日光をのみこむ
ことができます』
(宮沢賢治・注文の多い料理店)
弟もそんな気持ちになってくれたらいいのですが。
また、励ましに行かないと。
今日の日に感謝