生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の満足

2018-12-05 21:23:21 | 日々の暮らし


「傷を負うことは人生にはつきもの、傷は磨くとピカピカ光るから傷も必要かも」
(福山雅治ラジオ番組で語る)

そうですね、かさぶたができた後は丈夫になるといいますから。


『青空を冬の雁(かり)が渡って行き、

人もいない山には木の葉が飛んで散ってゆく

、夕暮れに靄(もや)のたちこめた村里の道を、

ただひとり空の鉢(はち)を持ったまま帰ってゆくのだ』

    (良寛)

里を歩き回っても、

何の施しの米や豆もなく、

一人寂しく山に帰っていく。

なにか寂しい気がしますね。


働き損のくたびれ儲けと思うかもしれないが、

報酬に結びつかなくとも、

子どもたちと無心に遊ぶ喜びの中に、


快い疲れの

満足感がある。

今でいう、ボランティアのような充足感で
帰って行ったのだと思います。

価値観は人それぞれ違うもの。

いつもいつも、施しがあるとは思えないから、こんな日もある。


せめて喜んでくれた

笑顔を見れたことに

満足しよう。


そんな声が聞こえて来そうです。

生き方に感謝して


今日も心のこもった


一日を送りましょう。

町のごみ掃除でも心は満足するものです。


合掌
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良き仲間に乾杯

2018-12-05 21:23:21 | 日々の暮らし
唐の詩人白楽天が、

ある時、山にこもって修行している、有名な道林禅師に会いに行きました。

仏教とは何かと、

問うたところ

『善いことをしなさい、

悪いことをしなさんなよ』

だった。


そんなことは誰でも知ってるわい。

と答えたら。

『三歳の子が知っていて、
白髪の老人ができないのはなぜか。

それが煩悩というものだ』

との教えに

気づかされたと述べています。

盗賊で有名な石川五右衛門が、欲しい物は何でも盗ってみせる。

しかし、『無い物は盗れん』

といったそうです。

確かに、と思います。

私なりの解釈になりますが、人の心さえ盗ってしまいそうな石川五右衛門も、

心に何も無いものは盗れない。

といっているのではと思いました。

欲などの煩悩を持たないもの、無欲な心のものには手がでないと。

白楽天と同じように

気づかされますね。


仏教の言葉に

「善知識(ぜんちしき)」があります。

よき仲間と共に過ごせば


幸福な時間が増えていく。

反対語に悪知識があります。


楽しく幸福な時間を


たくさん持ちたいなら、
悪の方には行かず、

善知識と呼べる


よき仲間と人生を


共に過ごしなさい。


と教えています。


年の瀬にあたり


しみじみと気づかされる言葉だと思いました。


人生のよき仲間との


出会いに感謝しています。
乾杯!
合掌

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悩みながら生きる

2018-12-05 18:24:46 | 日々の暮らし
人はみな悩みながら生きるものです。

徳川家康だって、武田信玄にこてんぱんに敗(やぶ)れて、必死で逃げたといいます。

(馬上でうんちをもらした怖い体験)


その自画像を絵に描かせて、生涯の戒めにしたといいます。

忠臣蔵の大石内蔵助も、
はやる気持ちを抑えるようにと、

寺の住職にさとされたといいます。

討ち入り(12月14日)の前日、

寺の住職に泣ける礼状を出していました。

誰もが悩みながら生きていた証です。

だから、あなたも

悩むのは当たり前です。


「人生は苦痛であり、

人生は恐怖である。

だから人間は不幸なのだ。

だが、人間はいまでは人生を愛している。

それは苦痛と恐怖を愛するからだ。」

(ドストエフスキー)

「七転八倒」

つまづいたり

ころんだりするのが

人生。(禅語)

悩まぬ人生などない

そう考えれば


少し楽になりませんか。

これから仲間と忘年会を蕎麦屋でします。
楽しみです。
合掌


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人を照らす言葉

2018-12-05 03:53:31 | 日々の暮らし
老子の言葉に

「和光同塵(わこうどうじん)」 があります。

輝く才能を見せびらかすよりも、それを隠し、世間の中に同化して交じり合うという意味です。

一人だけ脚光を浴びるよりも、どこにでもいる凡人として生きることを和光同塵といいます。

老子は「人望のある人」とは、「俺が俺が」と自己主張などしない。
常に控えめな態度でいる。

未熟者だと思って謙虚に振る舞うので、かえって信頼されるのだ。


そんな人は功績を自慢しないし、他人を見下すこともしないので、いつしか人望が集まり、尊敬されて知らないうちに上に立つ人になっていると述べています。


自慢ばかりするお年寄りがいますが、

年をとったなら、このようになりたいものだと思います。

「神秘を信じなくなった時、

人は死ぬのだ」

(アインシュタイン)


人生には信じられない

シンクロ二シティ
(偶然の一致)や

運命のいたずらなど

不可解な事があるものです。

だから、人生て面白いのです。

生きる勇気になる言葉

それは


「人生の灯台」


のようです。


皆様の生きる道を


照らす灯台に


なれますように


努力したいと思います。

今日の佳き日に


合掌

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