「生住異滅(しょうじゅういめつ)の移りかはる実(まこと)の大事は、たけき河のみなぎり流るるがごとし」
(徒然草155)
すべての物が生じ(生)、とどまり(住)、変化し(異)、滅びる(滅)。
四季の移り変わりには順序があるが、春が終わってから夏になるのではない。
夏が過ぎてから秋がくるのではない。
次の季節はすでに自分の出番を待っているのだ。
気配を感じるものだ。
絶えず心の準備を整え、打って出るきっかけを見逃してはならない。
「きっかけ」は意外な形でやってくる。
チャンスはいつどこで現れるかわからない。
気づいた時には過ぎ去ってしまっていたりするものだから。
確かにきっかけやチャンスは必ず気配を感じるものです。
アンテナを立てて幸運の導きの声をとらえましょう。
合掌