生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の常備薬

2018-12-24 05:40:23 | 日々の暮らし
「歩いたお前の人生は、悪くもなければ良くもない、お前にとって丁度良い。」

「地獄へ行こうと極楽へ行こうと行ったところが丁度良い。
死ぬ月日さえも丁度良い。」

「自惚れることも卑下することもない上もなければ下もない。」

「病気になるときは、
病気になるがよろしく候う。」

「災難にあう時節には
災難にあうのがよいのです。
死ぬ時節には死ぬのがいいのです。
これはつまり、
災難を避ける最も
よい方法なのです。」

死ぬのが嫌だからと、

じたばたもがいて

みたからとて、

それで助かるわけでもない。

「大死一番(だいしいちばん)

大活現前(だいかつげんぜん)」

ともいう。

死ぬ気になって

取り組めば、必ず

そこには道が拓かれる。

という禅の言葉を
良寛は述べています。

肩に力を入れず

生きなさい

いつも見守っていると。

良寛心の常備薬より。

合掌
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聖夜に誓う

2018-12-24 01:46:26 | 日々の暮らし
「老いたる馬は道を忘れず」

年をとったものは経験が豊富で、何でもよく心得ているという意味。

昔、中国に管仲という人があって、竹を切りに山に行った。

春に出かけて、冬に帰ろうとすると道が分からなくなって帰る事ができない。

そこで老いた馬はよく物を覚えているものであるから、老馬を放しそのあとについて行ったら帰り道が分かったという。
「老いたる人は人生の道を忘れず」

道に迷ってる人を

導く老人になろうと

聖夜に誓う。

合掌
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